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漫才とは??

今年のM-1準決勝進出者が発表されましたね。

とりあえずニューヨークとダイタクが進出してくれて、一安心。

どっちも今年の単独ライブが面白かったから、そこまで心配はしていなかったけど。


さて。


昨年、マヂカルラブリーが優勝した時に起こった「これは漫才なのか?」論争。

私は素人なので、まぁどっちでも良いというか、とりあえず面白かったんだから良いんじゃないの?…くらいに思っていた。

どちらかというと、ニューヨークが上位3組に残れなかったことがショックで、その時点で、もうどうでもよくなっていたというのが本音。

ダイタクも、敗者復活戦が終わった時点で決勝上がるの難しいだろうな…と思ってたし。

…そういえば、昨年のM-1のこと、全然noteで触れてなかったわ。

今年の決勝前にどっかで書きます(仮)


…微妙に話が逸れたわ。

少し前にダイタクの拓さんが、オンラインサロンの中で準決勝の結果発表前に、漫才について色々と語っておりまして。

正統派の漫才が少なくなってきている、と。

まぁざっくり言うと、そんなようなことをおっしゃっておりました。

私もなんとなくその発言に影響を受けて、Twitterでつぶやいてみたりしたのだが、しばらくして、そもそも漫才ってなんなの?…というのを考えてみたわけです。

…まぁただのお笑い好きのど素人だけど。

まず。

広辞苑には何と書いてあるかと言うと…

「二人が掛合いで滑稽な話をかわす演芸。また、その芸人。関西で大正中期、万歳が舞台で演じられたことから始まり、昭和初年掛合い話が中心となる。」

う~ん…ざっくりしすぎじゃないか??

Wikipediaで調べたら、もう少し詳しく出てきた。

「漫才(まんざい)は、2人ないしそれ以上の複数人による寄席演芸の一種目。通常はコンビを組んだ2人によるこっけいな掛け合い、言い合いで客を笑わすものを言う。平安時代以来の伝統芸能「萬歳」から発展したもので、もとは鼓などを持ち唄などを交えるのが一般的であった。今日では音曲を交えるものから社会風刺まで多岐にわたり、寄席だけでなく映画・テレビ・ラジオなど多くの媒体で人気を博している。」

え!?平安時代からあったの!?

…という、どうでもいい驚きはさておき。

また、概要欄の基本形成と構成には次のような内容が書かれている。

「シンプルな会話体を基本とすることから、演者の個性に合わせ、音曲、踊り、物真似など、ネタ中に「何をやっても許される」自由な演芸形式となっている。日常生活、流行文化、政治経済など幅広い題材を扱うことが可能で、時流に合わせてネタを細かく、また大きく変化させることができる。」

…ということは。

まぁWikipediaからの解釈で考えると、まぁ昨年のマヂカルラブリーの漫才は漫才ということになるわけです…よね?

それでは。

拓さんの言う「正統派漫才」というのは何なのか?

こちらも調べてみた。

…ちゃんとした定義が出てこない…

が、「しゃべくり漫才」のWikipediaの中に、こんな説明文があった。

「具体的には、ネタの途中で2人とも特定のシチュエーションを模した芝居に突入しない形式の漫才を指す。いわゆる、正統派漫才と言われるものである。」

要するに、漫才コントではない、掛け合いだけの漫才、ということになる。のかな?

…ということは。

昨年でいうと、ニューヨークのネタとか、敗者復活のダイタクのネタとか、なんなら、おいでやすこがのネタとかも正統派漫才ということになる。…のかな?

多分、拓さんが言いたいのは、若い世代のことなんだとは思うんだけど。

それじゃあ、どうして若い世代の芸人さんに正統派漫才が減ってきてるのか?

単純に、「お笑い」という媒体が色々な形で発信されていく中で、正統派漫才をすることが、=有名になる、お金を稼げることに繋がらないから、だと思う。

お笑い第7世代のお陰で、お笑いファンは確実に増えたと思う。YouTubeに参入する芸人さんも多くなり、そのことも、お笑いファンを増やしてくれた要因だと思う。

ただ、そんなお笑いファンの中で、正統派の漫才を見て、正統派の漫才師さんが好きになったファンはそれほど多くないだろう。

正統派の漫才というのは、見る側にある程度の知識というか教養のようなものがないと、その全てを理解して笑うことが難しいように思う。

近頃は特に、インパクトがあったり、分かりやすく面白いものに注目が集まりやすいので、そういった芸風の芸人さんの方がファンがつきやすい。

最近M-1で優勝した正統派の漫才師さんはTVよりも、劇場で活躍している漫才師さんの方が多いように感じる。どちらかというと漫才コントをしていた漫才師さんの方がTVで見る機会が多い気がしている。

…というのが、正統派の漫才が減っているいくつかの要因ではなかろうかと。

ど素人の私は勝手に思うのである。


さて。


来月はいよいよM-1!

とりあえず。

ニューヨークとダイタクが決勝にいけますように…

ダイタクは三度目の正直!

過去のネタを改良するなら、残しどころ、間違えないで!ネタのチョイスも!

なにより、緊張しすぎて実力出しきれないのはもったいないから!

今年、散々ライブに出まくって、ネタもしまくったんだから!

いつもの寄席だと思って、リラックスして、ダイタクらしくやってください!

ニューヨークはもう売れてるから、決勝残ったらラッキー!くらいの感じで良い!

らしさ全開の漫才が見たいよ!



…単なる素人の戯言でございました。色々と失礼いたしました。

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