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どうも、シンガーソングライターの高尾伶です!


6月に入ったくらいからかなり生活に追われてて、それまで毎月1回は更新できていたnoteが途絶えて、さらにそこから2ヶ月以上も空いてしまったことからnoteはもういいかなーと考えてた。

4年半勤めてたバイトを辞めて新しい生活の為に色々準備したり引っ越したりをしていく中で、書くことに対する熱を保つのが難しくなっていく。

他のSNSも全然更新する気になれない。

とにかく毎日が新生活を安定させる為の契約とか解約とか普段やらないことばかりして身も心も疲弊してた。

余った時間にできることは昼寝くらいしかなくて、映画館も行ってみたけど集中できなくて寝てしまう始末。

やっと昨日くらいから最低限のものが揃ってきて、ようやくまたここから始められそうだなって時に、ひと月ほど放置してた読みかけの『しをかくうま』(九段理江)って本を手にとってまた少し読み始めた。

そしたらびっくりするほど自由な表現の連発が新鮮に目に飛び込んで来て、これまでは何だか難しい内容だなという印象だったのが「文学の可能性ってまだまだヤバいな!」と真逆の感想を持たされた。

登場人物の見たことない名前の表記とか、太字だらけのページとか、映像化不可能な比喩(なのにスッと納得してしまう表現)とか。

純粋な感動だった。

音楽や映画やゲームなんかよりもルールが自由で、ますます息苦しくなっていく社会を切り拓く最先端の娯楽文化に思えた。


俺ももっと良い文章を書けるようになりたい…
文章にその人が滲み出るような、自分の文体が欲しい。

おわり

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