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そういう人生を選んだ
どうも、シンガーソングライターの高尾伶です。
先日、兄貴の結婚式があって、余興で2人の思い出の曲らしいback numberの「花束」を歌った。
豪華な食事にもあまり集中できずにずーっと歌詞とコードを頭の中で確認してた。
自分がその場を楽しむことは2の次で、その場にいる人がより楽しめるように自分の役割がある気がした。
そこで自分が余興をやることで結婚式がさらに良い物になったな、って反響があれば、そこで初めて自分が楽しめたことになる。
思えば自分の人生はそんなことばかりだった気がする。
小学3年の終わり頃、4年生から別の学校に転校しちゃう子のために友達の伴奏で「世界に一つだけの花」を歌った。
5年生のときも同じような場面で、友達とお笑いコントをした。(アンガールの警備員のネタまんま)
6年生のときもお楽しみ会的なやつで、漫才とバンド演奏をした。
中3の文化祭でも全校生徒の前で歌ったし、
高3の送る会でも全校生徒の前で歌った。
いつもそういうイベントごとでは、
人前に立って何かをやってきた。
なんでかそうなっていった。
そういう人たちを見て
「いいぞー!いいぞー!」
とヤジを飛ばすような観る側になっても
良さそうなものなのに、
いつも出る側をやってきた。
兄の結婚式前日の寝る前、ふとそういうことを考えていた。
なんで人の門出なのに自分だけこんなに緊張することをしなきゃいけないんだろう、と思ってしまった。
本来なら自分の生き様を見せるには絶好の場なのに、高揚するどころか気持ちが押し潰されそうになってる自分に腹が立った。
やったるぜ〜!ウキウキしてない自分が悲しかった。
でも、俺はそういう道を選んだんだよなぁ。
高尾伶を応援してくれてる人にとっては少しガッカリな本音かもしれないけど、虚勢を張る方が今の自分にとっては不誠実な気がする。
現実を直視してない気がする。
安室奈美恵さんが引退前に、
普通に生きてる人たちの方が絶対に楽しい的なことを言っていて、本当におこがましいけど凄く分かる気がした。
そして安室奈美恵さんは最後までそれを引き受けた。
そういえば、Creepy NutsのLazy Boyにも
「腹括ってから毎日本番」ってリリックがあって
妙にゾッとしたのも思い出した。笑
ものすごいメンタルだなと思う。
別に身内しかいない披露宴で多少失敗しようが今後にマイナスな影響は無いかもしれないけど、実際iPhoneでその様子は録るし上手く行けばSNSに載せたいなとか思うから、やっぱり失敗は怖い。
先月のライブもYouTubeに載せたい曲があったけど、ある一箇所だけどうしても見逃せないミスがあって結局アップするのを断念した。
断念するという事実がより気分を落ち込ませた。
となるとやっぱりやるべきことはしっかり練習して、しっかり披露して、良い反響が頂けたらそれを生きる喜びとする。
そういう人生を選んだんだなぁ、自分で。
いい加減観念して受け入れろよ俺!笑
もう2:30か、そろそろ寝なきゃな。。
〜ここまでが前日の夜に書いた文章で
ここからが本番後〜
大成功!!上手く行った!!
いや〜、楽しいねこの人生!笑
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えー、こんな高尾伶ですが
来年もよろしくお願い致します🙇
2024年は絶対10曲入りのフルアルバム作るぞ🔥
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