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海と山の往復書簡

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”海”に住む者と、”山”に住むもの。相反する両者が”言葉”を通じて響き合う。
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2022年10月の記事一覧

【第二夜】海と山の往復書簡 2022.08.29

【第二夜】海と山の往復書簡 2022.08.29

僕も日々が溶けていくように過ぎ去っていきます。

環境にまだ慣れていないからか、目まぐるしく変化する一瞬一瞬にしがみついていくことしかできず、ふとした瞬間に訪れる余白に逢着して、なんとか筆を執っています。

そして何よりも、日常に余白をもたらしてくれるものこそが、自然だと痛感しています。

…ゆうさんは、海にさまざまな表情を見出しているんですね。自分には感じられていないことで、海で育ったからこその

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【第一夜】海と山の往復書簡 2022.08.18

【第一夜】海と山の往復書簡 2022.08.18

怜生くんへ

お手紙ありがとう。
日々があまりにも慌ただしく、怜生くんが一通目を書いてくれた日から、
もう一週間もの時間が経ってしまいました。
無理矢理に設計したような余白であることは分かりながらも、
こうやって筆を執り自分の内面を見つめる時間は、
やっぱり私にとって心落ち着く大切なものなのだと再認識しています。

怜生くんは、手紙を
”相手を見ていながらも、自分を見つめている。矛盾した営み”

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