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【共同制作】小説『メッセージ』の進捗状況②

【#57】20210826


人生は物語。
どうも横山黎です。


このチャンネルでは、作家を目指す大学生が思ったこと、考えたことを物語っていきます。
是非最後まで聞いていってください。

ということで本日は、僕が今つくっている小説『メッセージ』の進捗状況について話していこうと思います。


簡単にどんな話か紹介すると、一言でいえばダイイングメッセージの話です。


なんで人生最後のメッセージに犯人の名前を書くことを選ぶのか、
その疑問と真摯に向き合った作品を作りたいと思っています。

ネタバレをしてしまうと、
この作品で出てくるダイイングメッセージは「I love you」です。

そして僕は、このネタを共有して、みんなからの意見を募りながら物語をつくっていきます。
一言でいえば、「共同制作」ですね。


Noteのコメント欄を通じて、みなさんとやりとりをしたり、あとは、僕の周りの友達を集めて、チームをつくって、週に一度ミーティングをしたりしています。

企画自体は八月から始めたので、おおよそ一ヵ月経ったわけですが、今の状況を共有しようと思います。



☆死後に手紙が来る


・配送日指定で日にち指定して、息子の死後に手紙が届き、その最後の一文に「I love you」の文字があった。

→演出としてとてもいい。
→強盗が手紙を奪うくだりを排除できる
→多分最後、手紙でしめるから、「110」が「I love you」でしたよ!としっかり説明することができない。それはそれでいいと思たりもする。明示しなくても物語の余韻と共に謎が解けていくみたいな?
→なんで英語?っていう疑問は残る(笑)
→死の間際に「I love you」を遺す必要性が若干薄れる。(元々はまだ手紙を書いてない状態で死ぬことを悟ったから「I love you」を遺すことに大きな意味が生まれたけど、既に手紙を書いて送っている今回の場合、そのうち手紙は届くから相対的に意味が小さくなる)

・手紙を送るってことは、息子と両親が離れて暮らしていることにしなければいけない。

・精神的に感謝を直接言えないし、手紙を直接渡すこともできないから、その選択肢をとったと考えることはできる。

・ただ単に大学進学のためにとかではなく、独り暮らしの理由をつくれば、家族の物語が膨らむし、感動的になる(家出とか?)

・ポストに直入れ?

・お正月からめさせる?


☆「息子の書いた両親あての手紙でしめる」


今二つのパターンがあるので、それについて意見くださいということです。


一つ目は、手紙の中身をそのまま載せる。
母親への手紙、父親への手紙をそのまま載せて、最後の一文が「I love you」
このメリットとしては、最後手紙でしめるっていうのはベタではあるんだけど、王道だからこその良さがあるし、まとまるし、感動を呼べる。
それから、
デメリットとしては、「110」は「I love you」だったんだよってことをちゃんと伝えないから、伝わりにくい。
読後の余韻のなかで謎が解かれるカタルシスを狙うなら、効果的になるのかも?

二つ目は、手紙の中身+息子の描写。
手紙の中身はもちろんのこと、息子の視点で物語を進めていきます。
つまり、手紙を書く前も描くし、書いた後も描く。
これだと何がいいかっていうと、「110」→「I love you」の謎解きの仕方がいろいろできるなあと思って。

たとえば、鉛筆で最後のメッセージを書くってなって、
やっぱり一番伝えたい言葉だから、よりゆっくり丁寧に書くわけですよ。


「I」

ゆっくりと。

「I l」

丁寧に。

「I lo」

伝えるんだ。

「I love you」



これだったら、「110」じゃなくて「I lo」だったのか!という驚きと同時に、「I love you」のメッセージに衝撃と感動を覚えると思います。

ちょっとまどろっこしいから、


便箋の空白も、残り二行。
一番下の行には自分の名前を書くから、次に書く言葉でこの手紙は終わりだ。
「I lo」
◯◯(息子の名前)は指に力を入れすぎていることに気付いた。一度唾を飲み込み、鉛筆を持ち直す。最後のメッセージくらいは、これまでの人生で一番優しく、柔らかく、書き切ろう。
「I love you」


とか


「I lo」
郡司はふと机の上のカレンダーに目がいった。1月10日は成人式であることに気付く。もう一度便箋に視線を落とし、柔らかく微笑むと、最後のメッセージを書ききった。
「I love you」


とか、やりようはいくらでもある気がします。


ラストシーンは父と母が一緒に手紙を読んでいるんですが、同時に回想シーンも流れているみたいな?
ドラマとか映画とかであるじゃないですか。

手紙読む人の映像、手紙読む人の声

手紙読む人の映像、手紙書いた人の声

手紙書いた人の映像、手紙書いた人の声




みたいな?

ああいうイメージです。
映像なら簡単なんですけどね、それを文章にしようとすると難しい(笑)

ということで、長くなってしまいましたが、これについて何か意見ある方は是非!



☆ダイイングメッセージの「I love you」なんで英語?


1、たとえ無視しても良いと思えるほど、些細な疑問だとしたら、押し通しても良いかなって思っちゃってます(笑)

2、もし理由づけができるなら、そうしたい!
どうすればI love youの疑問を解くことができるか。

安直に設定を外国にするとしたら、成人式の話ができなくなるし、、(1月10日が使えなくなる)

見切りつけるのは大丈夫だから、切ってもいいんだけどね、。


でも、外国設定にすれば、より普遍的にはなるんですよね〜

何か良い意見あったらコメントお願いします!


◯意見
・外国設定は手っ取り早い、けどメッセージが英語であることに気付くんじゃね?
・主人公キザorアメリカかぶれ
・目の前に「I love you」とかかれたフォトフレームなど
・尾崎豊のファン

・「手紙にそう書いたから」という理由付けはできる
・僕的には、変に設定をつくって、話の雰囲気を邪魔するようだったら、「なんで英語?」っていう疑問は無視しても良いかなって思ってます。



☆ストーリーについて


◯息子、留学先で死。
・ホストファミリー、家族に対する「I love you」よく耳にしていた事を受け、二十歳のタイミングで手紙を通じて「I love you」を伝えることを決意
・その矢先、死す。
→これだと手紙送る必要性生まれる
→「110番」がつかいづらいというデメリット
→英語圏舞台×成人(20歳)がミスマッチ?


◯息子、成人式で死。
(A)
・急性アルコール中毒とかで?
・たとえば、成人式後の同窓会の帰り道とか。
・事故死
→成人要素強くなる
→ミステリー要素弱くなる
→「犯人の名前知らないのに」謎じゃなくなる
→1月10日が成人式と示すことは、どうしても2021年度の成人式を思わせるわけで、どうしてもコロナが頭の中をちらつくため、マスクなしとか大々的な飲み会は好ましくない?


(B)
・酔って、階段から転落とか。
→疑わしい容疑者をつくれば、「犯人の名前知らないのに」→「事故死なのに」展開ができそう


ABどちらも、「急性アルコール中毒で亡くなる成人」=「あんまりいい印象がない(ろくでもないやつ)」という先入観があるから(?)、後に「I love you」でひっくり返せば、ギャップ萌え。



☆アイデア


◯日付
成人式(1月10日) 事件当日

誕生日(1月◯日) 手紙届く


この流れだったら綺麗かなあって思ったり。

◯「110」は「110番してほしい」というメッセージだったと推測することができるので「殺人である」ことを伝えたかったのではないか



☆資料


◯成人式
1946年 埼玉現蕨市「青年祭」が発祥
1949年 1月15日「成人の日」
2000年 祝日法改正「1月第二月曜日」を「成人の日」に

(参考文献:Wikipedia)


過去にはこんな事件が、、、

・スピーチ中の市長めがけてクラッカー
・泥酔してタクシーのボンネットで暴れる
・刀ふりまわす
・酔って、電車に衝突
・飲酒運転
・酔って、警察官なぐる
などなど


◯そろそろ書き始めるよ

こんな感じで、僕が考えたことや他の人がくれた意見を共有して共同制作進めております。

一応企画の運営は九月いっぱいを目安に考えているので、あと一ヵ月しかありません。

そろそろ書き始めるので、引き続きよろしくおねがいします。

初めて読んで下さった方は、これからよろしくおねがいします。

是非興味をもたれた方は、noteのマガジンを覗いてみてください。



ということで最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
横山黎でした。


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