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映画【唐人街探偵東京MISSION】海外から見た日本文化
【#13】20210713
人生は物語。
どうも横山黎です。
このチャンネルでは、本、音楽、ドラマ、映画など、あらゆるものを題材に思ったこと、考えたことを物語っていきます。是非、最後まで読んでいってください。
ということで、今回は、映画『唐人街探偵東京MISSION』から考える「海外から見た日本文化」というテーマで話していこうと思います。
前回に引き続き、『唐人街探偵東京MISSION』についての回になります。前回の放送も是非聞いてみてください。
https://note.com/rei_masterpiece/n/nf1f5a3796439
☆『唐人街探偵東京MISSION』って?
先日公開されたばかりの映画『唐人街探偵東京MISSION』。
『アベンジャーズ』の打ち立てたオープニング興行収入首位の記録を更新したり、世界規模で話題になっている映画です。
どんな話かっていうと、中国人探偵のチン・フォンとタン・レン、日本人探偵の野田、台湾人探偵のジャック・ジャーがある事件の謎を解き明かす物語です。
マフィアの会長が密室で殺害されるという事件が起こり、その容疑をかけられたヤクザの組長の冤罪を証明するというストーリーが主軸になっています。
しかしですね、途中で事件の関係者が誘拐されたり、謎の人物の影が迫ったり、とんでもないことになっていきます。
この映画一本だけで、コメディもアクションもミステリーもサスペンスもシリアスも、そして人間ドラマも楽しめます。
是非ですね、ご覧になってください。
シンプルに面白いですし、お祭り気分になれると思います。
☆「日本」「東京」の文化が盛りだくさん
この映画は、タイトルにもあります通り、東京を舞台にミッションを果たしていく物語ですから、日本や東京の文化っていうのがふんだんに活用されているんですね。
たとえば、今回キーパーソンの一人である容疑者のヤクザがいますが、そのヤクザがたまり場として使ってるのが、風呂屋なんですね。美人の看板娘がいたりとか、少し誇張の激しいヤクザの姿っていうのが描かれたりします。
他にも、密室事件の謎を解くためにあれこれ推理するんですが、ポンコツ探偵のタン・レンはこれは忍者の仕業に違いない!みたいな推理を披露したりします。
仮装パレードみたいものも扱われるんですけれども、そこでね、台湾人探偵のジャック・ジャーがなんと、ちびまる子ちゃんの仮装をするんですよ。
ここも笑えましたね。
すっごいガタイの良い男が、小学生の女の子の仮装をするっていう。
でね、なかなか似合ってるんですよね。
なんか、愛らしさを感じるっていう、、、面白かったですね。
剣道や相撲を題材にアクションシーンが描かれもしましたし、あと、前回もいいましたが、ある事情から、渋谷のスクランブル交差点が利用できなくて、本物そっくりのセットをつくるという荒業を制作チームはやってのけたわけなんですが、それほど渋谷を舞台にしたかったことが分かると思います。
渋谷のシーンも見どころですね。
そして、物語終盤、事件が一件落着して、レインボーブリッジを歩く四人の探偵たちの目に映ったのは、花火なんですね。
僕ね、ここの花火のシーン、泣きそうになりましたね。
あれ、花火ってこんなに綺麗だったんだなっていう。
そう思わせてくれたのも、その花火のシーンで流れていた音楽が関係していると思うんですよ。
何の音楽かっていうと、マイケル・ジャクソンの「Heal The World」です。
もうね、探偵たちだけじゃなくって、花火を観賞している人たちも映し出されて、その誰もがいい笑顔をしていて、「Heal The World」が感動的に彩ります。
☆海外から見た日本文化
この映画は中国映画なので、中国人の制作側からみた日本が描かれています。
今回、僕、この映画を通して、海外から見た日本文化って、日本人が思うよりも素晴らしいものなんだなって思えたんですよね。
確かに、コメディを生むために、多少のデフォルメっていうのはありましたが、それでも、日本人の僕等からしたら悪い気はしませんし、楽しめます。
で、さっきも触れたように、花火のシーンとか感動的です。
花火大会とか夏祭りとか、僕等日本人の身近にあるそういった文化の良さっていうのを、海外からの視点を知ることで、再認識できるのではないでしょうか。
僕もたまにね、YouTubeとかで、外国人から見た日本のここが凄い!とかここがだめ!とかそういう動画を観たりするんですけれども、そういう外からの視点を知ることで、自分という存在の輪郭っていうのがよりはっきりしてくるのかなと思いました。
ということで最後まで読んで下さりありがとうございました。
横山黎でした。
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