暑が夏いぜ〜!
日陰を選んで歩く日常になった
地面に映る私の分身はそこに形を残しそう
気温は春と同じ数値を示しても
太陽の元気があの頃とは違うらしい
境目のないグラデーションを
誰が区切って名前なんて付けたんだろう
多分今日は夏である
電車に乗れば涼しかったり
汗を流した風呂の後にまた汗をかいてしまったり
洗濯物の量が必然的に増えたり
また1つ歳をとってしまったり
祭りがありゃ夏がきて
夏がくりゃ祭りがあって
そんなお互いを向く矢印を恋しく思う
日陰を選ぶ、夜を選ぶ
そんな生活もう辞めたいぜ
夏楽しみたいぜ
暑が夏いぜ〜!
多分今年も空元気で夏を閉じる
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