見出し画像

【空室率わずか1%】メルボルンの家探しが激ムズすぎた件。(家探しの方法も紹介!)

こんにちは。オーストラリアにあるメルボルン大学に通うれいです!

11月〜2月までの長期休みが終わり、1ヶ月前に日本からメルボルンに戻ってきました。日本での羽伸ばしをまだ続けていたかったですが、休みはあっという間でした。すでに大学の新学期が始まり、もう学期の中間休みまで来てしまいました。時間の流れが早すぎる🥲

さて、今回はそんなメルボルンに戻りたての私が経験した「家探しのお話」をシェアしたいと思います!日本で家探しはしたことがないですが、多分日本とは異なると思うので、気になる人はぜひ読んでください!



「家探し」をする経緯

そもそも何で「家探し」をすることになったのか、その経緯をまずはお話ししたいと思います。

メルボルンに来て最初の半年は、大学が提携している学生寮に住んでいました。Webサイトで見る限り綺麗で素敵なところだったのですが、実際は共有キッチンが汚かったり部屋が狭かったりと、家賃の割にあまり満足できませんでした。

部屋はこんな感じ

そのため次の年からは同じ学生寮で出会った友達と、その友達と、私の3人でアパートを借りて、シェアハウスをしました。その家探しの時は私は日本にいたため友達にお任せしていました。早めに始めていたこともあり、あまり苦戦することなく素敵なアパートを契約することができました。

とても広い部屋でした!

私としてはこのアパートを気に入っていたので今年も住み続けたかったのですが、ハウスメイトの1人が母国に帰ってしまったのと、家賃を値上げされてしまったことで、泣く泣く引っ越しを決めました。

そして今回は私の方がハウスメイトよりひと足さきにメルボルンに帰ることになっていたので、必然と私が家探しを担当することになりました。

以上の経緯から、メルボルンに戻ってから家探しを始めました。幸いなことに友達のシェアハウスに一室空きがあったので、新しい家が見つかるまではそこに泊めてもらいました。

しかしその部屋を使える期間は3週間。
3週間以内に家を見つけなければホームレス、というメルボルンに帰って早々、過酷な試練に突き当たりました。

家の争奪戦

今だから試練だったと言えますが、家探しを始めるまで私は「なんだかんだ見つかるでしょ〜」と気楽に考えていました。

しかし、先に家探しをしていた友達数名から、全然家が見つからないという情報を聞いていたのも事実。しかも複数人のためのアパートは競争率が高いため、家探しは諦めて1人で寮やシェアハウスに住むことになったという人も。

そして実際に私も家探しを初めてその難しさを体感しました。

ここからは今後オーストラリアで家探しをする方向けに、家探しの手順とともに私の体験をお話ししていきたいと思います。


家探しの手順①:まずはネットで物件探し

まず最初にしたのはインターネット上での物件探しでした。
私が実際に使用したサイトを紹介します。

①Realestate (多分これが最もポピュラーなサイト) 

https://www.realestate.com.au/

②Snug

③Domain

④TenantApp

他にもあるのですが、まずはこの辺のサイトから見てみるといいと思います。自分の希望するエリアや予算、その他の条件から物件を絞り込むことができ便利でした。


家探しの手順②:気になる物件の内見に申し込む

サイトで気になる物件を見つけたら、次はその内見に申し込んでください。ネットで見ただけじゃ不安ですし、家を貸す側も申し込む前に内見に行くことを推奨しています。

しかし、物件を見つけるまでは簡単なのですが、内見の申し込みから少し厄介になります。物件によっては内見の日程が既に予定されていて、ワンクリックで申し込みが完了することもあれば、問い合わせをして日程調整を行わなければならない場合もあるからです。

私はまずは日程が決まっている内見にざーっと申し込み、それ以外は定型分を先に用意しておいてそれを送りまくりました。でも問い合わせ系で実際に返信が来ることはあまりなかったです(泣)。


家探しの手順③:いざ、内見へ

この内見に行く作業がとっても大変でした😖
というのも、家探しが大変というのを聞いて焦ってしまい、とにかく大量の内見に申し込んでしまったからです。

最初の1週間は毎日1件から、多い日では6件(さすがにこれはやりすぎでした笑)予定していました。

でも数打ち当たらなければいい物件にも出会えません。
毎日あちこち移動して、家探しに奮闘していました。(この時期は30度を超える日もあり、暑くて体力的にもしんどかったです。)

そして私が内見で驚いたこと、それは内見者の多さです!
日付が決まっていて簡単に申し込めた内見は必ず10人以上、多い時は家の外に長い行列ができるほど人が集まっていました。

人が多すぎて物件の動画すら撮れない💦

こんな光景を目にしたことで、メルボルンの家不足の深刻さを身にしみて実感しました。ちょうど新学期が始まる3月だったということも人の多さにつながっているようです。

これから内見をする予定の人は、必ず質問したいことを内見時にオーナーに全部聞いておきましょう。後々のトラブル回避と、より希望に合った家を見つけるために重要ですよ!

【私がよく聞いていた質問例】
・光熱費、水道代、ネット代は家賃に含まれているか。
・家具はどれくらい付いているか。
・契約のトランスファーは可能か。
・ビル内に設備は何があるか。  等々


家探しの手順④:物件契約に申し込む

内見に行ってみるとイメージと違ったり、写真よりボロかったり、がっかりすることも多々ありました。しかし同時に気にいる物件があることも。

そうなったら次は物件契約に申し込んでいきます。
この作業もなかなかハードでした。

というのもかなり多くの情報を提供する必要があるからです。
基本的な個人情報はもちろんのこと、過去に住んでいた物件の記録とさらにそのオーナーからの評価、家賃を払える能力があるのか収入や貯金残高での証明、などなどです。色々と必要な情報や資料を集めるのに苦戦しました。

しかも申し込んだとしても、内見にたくさん人が来ていたように申込者も多いため、全然選ばれないんです!😭

競争率が高すぎて、より好条件を提示できる人が選ばれます。そのため元々設定されている家賃よりも高い金額をオファーしたり、なるべく長期間滞在できることをアピールしたり、工夫が必要らしいです。

またある友達からは、そもそも内見が公開されている物件は競争率が高すぎるから、個別で内見の予定を立てられる家にだけ申し込んだという話も聞きました。


結果、惨敗。

さて、私は以上の手順で必死に家探しをしたのですが、
その結果はというと「惨敗」でした!!!(号泣)

ここまで手順を読んで参考にしようとしてくださった方、申し訳ございません! でも私の時期は、家争奪戦がちょうど一番ピークだったので、はい、たくさん内見に行って、たくさん申し込んだのですが、一件もヒットしませんでした( ;∀;)

ただ多くの人は私が説明した手順で家を見つけて契約しているので、まずは試してみてください!!

じゃあ私は予定通り今ホームレスなの?というとそうではありません。
別の方法で無事に家を見つけることができました🥹

非正規の家探しの方法をご紹介

別の方法というのは、ズバリ「SNS」です!

オーストラリアでは家探しに限らず、中古品の売買や仕事探しなど、生活に関する情報交換がSNS上で盛んに行われています。

特に家に関しては、オーストラリアでは物件に住む期間を契約時に決められていてその間は必ず家賃を払い続けなければならないため、その契約期間前に家を出ることになった人たちがその契約を誰かに引き継いでもらうためにSNS上で情報発信をしていることが多いのです。

ここからは日本ではあまり馴染みがない方法になると思うので、また詳しく紹介していきますね。


①Facebook

おそらく最も家探しに適しているSNSはFacebookだと思います。
Facebookには家探しをしている人向けのグループがたくさん存在しています。

日本人向け物件、もしくは日本語で物件探しをしたい方は、
メルボルンにいる日本人集まれ!(公開グループ)
メルボルンにいる日本人の若者集まれ!(公開グループ)
を見てみるといいと思います。

英語にはなりますが、他にもたくさんのグループがあります。
Melbourne - Rooms & Apartments - Rent & Sublet(公開グループ)
Melbourne Apartments to Rent Accommodation Furnished(公開グループ)
Fairy Floss Real Estate(プライベートグループ)
Melbourne Flatmates and sharehouse search(プライベートグループ)
等々。

頻繁にアパートやシェアハウスの空室情報が流れてくるので定期的にチェックをし、気になる投稿にはリアクションとコメントをしていました。
日本人グループは安全なことが多いですが、その他のグループではスパムや詐欺投稿もあるので、そこは注意するようにしてください🚨

メッセンジャーでDMをしたら内見をする段取りまでできます。
私もFacebookからいくつか内見をしました。

家がないよりはいいと思い、シェアハウスも内見に行ったのですが、男女混合だったり、部屋までシェアだったりと条件が異なる場合があったので、そこの確認もメッセンジャーでしておくと良いでしょう。

②Flatmates

こちらはSNSではなくオンラインサイトになります。

シェアハウスが多数掲載されていて、希望の条件から物件の絞り込みをすることができます。1人で家探しをしている方は、ここからシェアハウスを探すのもいいと思います。

私は自分と友達の2部屋を探していたため、このサイトでも何件か連絡してましたが内見は行きませんでした。別の友達はこのサイトから素敵なお家を見つけていましたよ!

③その他のSNS:小紅書(RED)など

おそらく大体の人は以上の方法で家を見つけることができると思います。

私も今まで紹介したすべての方法で一生懸命家探しをしていました。しかし希望に合わなかったり、申し込んでも断られたりと、未だ惨敗中でした。

来週から家がない、それだけで非常にストレスを感じていて、かなり焦っていました。(改めて「衣食住」の大切さに気づかされました、、、。)
友達との集まりに行っても心身のストレスで楽しむことができず、家探しの愚痴ばかり話していました。

そんな時、家探しに苦戦している話をした中国人の女性から、中国で使われているInstagramのようなアプリ、小紅書(RED)の入居者募集の投稿をシェアしていただきました。条件に当てはまっていたため、すぐに内見に行きましたが、あいにくその物件はすでに先に内見に来た人に取られていました。

しかし、この投稿から小紅書(RED)でも物件探しができるということに気づき、私の中国人のハウスメイトに他の投稿を探してもらうように頼みました。(小紅書(RED)は中国語が使えないと物件探しは難しいです。)

そしてその中で無事に今の家を見つけることができたのです!!!
広くて綺麗で、めちゃくちゃ気に入ってます🥰

私の体感ですが、Facebookや小紅書(RED)などのSNSはそのユーザーしか見ることができないので、ネット上に掲載されている物件よりもかなり競争率が低いです。経済力などのアピールをする必要もありません。なのでどうしても正規の手順では見つからない、または契約申し込みが面倒くさいと感じる人は私のようにSNSを利用してみるといいと思います。

ただし、SNSの投稿は詐欺である場合もあるので、そこは十分に注意するようにしましょう。絶対にトラブルに巻き込まれたくない場合はきちんと不動産屋と契約をするか、もしくはその投稿者としっかり話し合って契約内容を確認するべきです!


ということで、以上が私の家探しに奮闘した体験談でした!

家が見つからない場合は、とにかくいろんな方法を試してみてください。
また、周りの人に相談しておくのも大事です!
私の場合は、家が見つかるまで友達のシェハウスに滞在させてもらったり、SNSの投稿をシェアしてもらったりと、周りの人に何度も助けられました。情報交換はとても重要ですよ!

どうしてこんなにメルボルンでは家探しが大変なの?

ここで気になったのは、どうしてこんなにメルボルンでは家が見つからないのか?ということです。

メルボルンは現在、留学やワーキングホリデー先として人気なスポットです。そのため日本とは反対に、人口は右肩上がり。最近ではオーストラリアで最大都市だったシドニーの人口まで抜きました。国土世界6位を誇る広大な土地がオーストラリアにはありますが、都市部は人口流入に耐えきれるほど大きくはありません。

なんとメルボルンの部屋の空室率は、たったの1%らしいですよ!
(参考:https://propertyupdate.com.au/rental-vacancy-rates/

ちなみに日本の空室率は10〜15%なので、だいぶ違いますね笑。

これからメルボルンで家探しをする方、応援しております、、、!
ここまで読んでいただきありがとうございました!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?