映画「C'MON C'MON」を観て
今日もお疲れ様です。
私は最近やっと、自分の30%を知れた気になってます。
あくまで目分量なんですけどね笑
でも、それでも大分気持ちが楽になりました。
映画「C'MON C'MON」を観ました。
簡単に言うと、【自分の事も分からないし、他人の事も分からない】んだと言うメッセージがあるなと思いました。
主人公の中年男ジョニーがたくさんの子供達とのインタビューを録音しているのですが、その発言が大人以上にしっかりしているんですねー。
それを聞いているだけでも面白い。
そして、ジョニーは甥っ子のジェシーと訳あってしばらくの間過ごすのですが、ジェシーは感情のコントロールが上手く出来ないというか、とても難しい感性を持った男の子で、急にどこかに居なくなってしまったり、意味もなくバスに飛び乗ってしまったり、叔父のジョニーを困らせるんです。
でも、その行動が私にはよく分かります。
自分でもよくわからない不安に駆られて変な行動をしてしまうんですね。それが怒りなのか、悲しみなのか、不安なのかよくわからないんだけど苦しくて、急に泣いてしまったり、変な行動をしてしまってそばにいてくれる人がどこまで許してくれるのか試してみたくなると言うか、どうしてもやってしまうんですよね?
大体これをやり過ぎて誰もいなくなるパターンなんですけど笑
叔父のジョニーはしっかり彼を理解しようと努力します。急に変わった質問をしてきたり、いつもと態度が違うと、きちんと今の感情を聞きだしてくれるのです。そして徐々にジェシーは安心して甘えられるのです。
そんなジェシーを観ていて、いいなぁ〜と正直羨ましく感じました。
私にはそんな理解者が今はいない。
何よりも、大人にならされ過ぎてしまって分別がついてしまったので素直にわがままができないです。
自分らしく生きさせて欲しい〜。(心の声)
最後に映画の中で、ジェシーの扱いに困り果てたジョニーが妹に電話をした時の妹の言葉がグッときたのでご紹介します。
Welcome to fucking life.
nobody knows.
クソ人生にようこそ
誰にも分からない
今やっと、そっかぁ!そんな世界に私たちはずっと生きていたんだなぁ〜と認知することが出来た感じです。
クソ人生だけど、ようこそ!と言われると照れた顔して「こちらこそ、どうも」と軽く会釈しちゃいがちですよね?笑
まあ、今日はこの辺で。
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