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[M] 劇場版 SPY×FAMILY CODE: White

雑事

こんばんちわ。今日もお疲れ様です。
昨年は色々ありすぎたあまり、新映画館も出来たというのに、プライベートで新作は見に行けませんでした。さすがにこれではなぁと、最近の界隈の”朝事情”を確認しつつ、モーニングショーのTOHOシネマ行ってみたんですよ。

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White

「SPY×FAMILY」は原作の方は読んでませんが、アニメ版は1期2期共見ました。殺伐とした設定にもかかわらず、「娘」のアーニャちゃんの「空気を読みすぎる」能力が健気で、ペットのボンドとのやりとりが実はあのコンビが実は主人公と思い込みながら見てましたね。中々面白い。
劇場版は、原作にないオリジナル企画、そして原作者自身が書き下ろしたシナリオとのことで、出来は「転スラ」と同じか否か?というところが、あさぎり的見るポイント。
この手の劇場版は、新規ファンを増やしたい意図かどうかは定かではありませんが、①冒頭に前哨戦的な内容でキャラ紹介。②ひねりなしの分りやすい王道路線。がセオリーなんですが、その中で、どこまで作品を深堀するのかなーと、いうところをよく見ますが、その点「転スラ」は微妙でした。
本作はいかに?

劇場の朝はちょっと慌ただしい

久々の通勤時間真っ只中であたしはちょいお疲れ。^^;
開館前のTOHOシネマすすきのは、開館時間までエスカレータは動いておらず、ホテルと共用のエレベータが該当階(5F)で止まらないしくみ。
なるほど。
それで開館10分後には上映が始まるという。一応、冒頭10分はCM上映なんですが、インターネットチケットだったのでスマホでゲート通過は楽だなと思ったけど、片側が不自由なあたしが飲み物やら何やらを買う余裕が、これではちょっと厳しいなと、正直思いました。
混雑する前に館内に人を流そうという仕組みなんですかねー。

雪の降る街でのひと騒動

映画本編。冒頭の引きはオッケーでした。
キャラ紹介挟みつつ、勘違いしやすいヨルさんによる家庭崩壊寸前で、ロイドがうまーく事を運んで、結局何事もなく解決するいつもの日常(笑)が描かれており、それからとある切っ掛けで雪の降るフリジス地方に向かい、一幕一幕がどんどん積み重なって、結果的にそれが世界を揺るがす事態に発展するという。まさに王道路線(ちょいっとハリウッド風)。(笑)
それだけなら、まぁ何時もの「劇場版」でしょうが、アーニャの(話の)転がし方がうまかった。普通に描いたら下ネタになる所を、パンフにも匂わせがなかった「う〇ちの世界」を飛び切り(バカ方向に)ファンタジーにしたのが良かったね。いいスパイス。

総論

映画としては、いつものよくある「劇場版」ですが、本編ではやりにくいことをそこそこ入れたのは良かった。それでいて作品テーマでもある「家族」の要素をふんだんに入れていたので、親も子供に見せても納得できる出来栄えじゃないのかなと。
ただ、ヨルさんの本気の活躍は後半だったり、敵ボスが結局バカすぎたり、銃弾の雨具合の割に舞台である飛行船がずいぶん頑丈というか、落ちても爆散しなかったりとか、ハリウッド要素(笑)多いのが少し気にはなったかな。
よって、☆4で。

好きなら、観といてもいいかと。

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