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假屋崎省吾さん

上の写真はパソコンからお借りしました。
 假屋崎省吾さんをメイン販売員としてスカーフのイベントをしました。オープン前に顔合わせがあり、假屋崎さんのマネージャーも来られていました。堂々とした、気に入らなかったら梃子でも動かぬ雰囲気を漂わせていました。中年の女性です。怖くて近寄れないオーラを漂わせていましたので、声をかけられてビクッとしました。「假屋崎が今日お世話になるので、よろしくお願いします」と普通に言われました。私も「こちらこそよろしくお願いします。」と丁寧に挨拶しました。芸能人が高島屋の普通の平場で販売をする。芸能人だったら皆さまホテル催事とか、高級な場所を想像されると思いますが一般人を対象のイベントでしたので平場での仕事です。假屋崎さんがデザインされたスカーフの販売です。花柄のモチーフがメインですので華やかで奇麗な色使いが目立ちます。平場のレイアウトも花柄が引き立つようなコンセプトになっています。
 10時になりました。いよいよお客様が来られます。デパートでは朝のご挨拶から始まります。それぞれが定位置に立ちお客様を待ちます。入ってこられたお客様に「お早うございます。いらっしゃいませ」と声をかけます。各デパートによって挨拶をする時間が違います。ターミナル駅があるデパートは地域にあるデパートよりも長く立ちます。お客様が入ってこられたらすぐに接客をします。館内放送でもこのイベントの案内をしていますのでお客様が次々と来られます。假屋崎さんを見たらもう接客をしています。テレビで見ている場面と一緒です。大きな声で早口で接客されています。お客様はあれよあれよという間に彼のペースにはまっていきます。半ば強引に次々とお客様へスカーフを結んでいます。ものの見事です。接客されたお客様は皆買っていかれます。難波高島屋は午前中だけでしたがお昼から京都高島屋での販売です。嵐を起こしサッと去っていきました。その日の売り上げは假屋崎さん効果でどこのデパートでもトップだったそうです。假屋崎さんありがとうございました。

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