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前十字靱帯の理学療法で大事な視点を紹介

こんにちは。

まつたく(@matsumo37)です。

今回は手術後、リハビリとして理学療法をする事になりますが、実際に運動するときに意識してほしい視点を書いていきます。

あくまで専門家に向けて出なく、手術を受ける、受けた人向けの内容です。

✅️膝がしっかりと動くようにしましょう!

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手術後、リハビリの中で一番最初にやることは、『可動域訓練』です。

手術した膝を曲げ伸ばしします。

手術すると膝の曲げ伸ばしをする際に、痛みが出てきます。

加えて、膝を正しい方向に曲げ伸ばしする事が、再発リスクを下げてくれるとも考えています。

一番大事なポイントは、『我慢できない痛みを出さないこと』です。

ここは非常に重要です。

痛みを出すことのメリットは、考えてもないと考えています。

強いて言うなら痛みが好きな人には出して上げても良いかなと思います。

痛みが出ることのメリットならあります。

痛みが出るということは、一種の生体反応で、防御反応でもあります。

身体が正常に働いているという証拠です。

なので痛みが出てしまうことは仕方が無いことですが、意図的に痛みを出すことは必要ないです。

また力を入れすぎないことも大切です。

力を入れて曲げると、筋肉は硬くなりやすいです。

こうなるとさらに痛みを出してしまうので悪循環です。

なので優しく、ゆっくりと曲げていきましょうね。

✅️筋トレはイメージしながらが大事

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筋トレに関しても痛みを出さないことが重要です。

痛みが出ている状態は『異常が生じている』という状態です。

なので、ここで必要となってくるのが、担当療法士の応用が利くかどうか。

「この動きで痛みが出るからこっちに変えよう」

「この収縮のさせ方はいたいから切り替えてみよう」

「まだ自分で動かせないから電気の治療に変えよう」

こういった、これがだめならこれという打ち手の数は重要です。

教えてもらえないというのは少しなーと思ってしまいます。

とにかく筋トレはイメージが大事です。

このイメージは実際にやる側のイメージです。

単純に「ここの筋肉を動かしている感じ」とかそんな感じです。

どこを動かしていてどこにきいているか、ここをしっかりイメージすると効果は確実に上がります。

✅️感覚を研ぎ澄まそう

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さっきのイメージと似ていますが、感覚は大事です。

実際の触る感覚とか、膝が動いている感覚など、こういった所に意識を向けることが大事です。

「意識向けるだけでいいの?」と思われる方もいるかと思いますが、いいんです。

意識を向けないより、向けた方が肌感では数倍以上の効果があると考えています。

感覚には「みる」「触る」「動く」「押される」などいろいろなものがあるのでそれぞれを感じれるようになるのが大事です。

いろんな刺激を膝に入れていき、手術した膝を元気にして上げましょう。

✅️まとめ

今回はリハビリ中に何を意識したら効率が良いのかという話をしました。

何も考えず、受け身でリハビリするよりも積極的に能動的に行った方が確実に治りはいいですし、スポーツ復帰も安全にできます。

勉強と一緒でただただ聞いているだけでは身につかないのと一緒で、身体を動かすことも自分から意識的に取り組むことが大事です!

今回も最後まで観ていただきありがとうございました。

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