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※2021年最新【徹底予測】Twitter広告が大幅に変わろうとしている

Twitterはみなさんご存知の通り140文字以内のテキストと画像や動画が投稿できるSNSです。
日本でのTwitterのアクティブユーザーは約4,500万人とLINEに次ぐ国内第2位の規模を誇ります。

そんなTwitterももちろん広告を配信することが可能ですが、現状では認知度UP目的の広告が非常に多く獲得を目的とする広告は割合としては非常に少なです。理由はシンプルで獲得を目的とした広告を配信しても費用対効果が合わないからです。なのでデジタルマーケティングの担当者はGoogleやFacebookなど費用対効果が合いやすい媒体を選定して広告配信するケースが多いです。

しかし私の予測ですが2021年以降Twitter広告は大幅なアップデートにより、獲得を目的とする広告の割合が大幅に増えていくと考えてます。
今回はその予測の背景と理由についてお話したいと思ってます。

Twitter広告の8割以上はブランド広告(認知度UP目的の広告)

Twitterのタイムラインや検索画面、トレンド枠などを見れば様々な広告が表示されてます。
みなさんも見たことがあると思いますがTwitter広告の大半(80%以上)はブランド広告です。つまり認知度UP目的の広告が多いのです。一方でGoogle広告やFacebook広告はいわゆるパフォーマンス広告と呼ばれる売上UPやインストール数最大化を目的とした広告の割合が多いです。そして、インターネット広告市場の中ではパフォーマンス広告の方が市場が大きく成長も早いのです。

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この状況にTwitter社も危機感を感じており、ブランド広告とパフォーマンス広告の割合を1:1にしていきたいという方向性を示しています。

◇引用

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「パフォーマンス広告は、ブランド広告よりも市場が大きく、成長も早い。特に昨年、ECへのシフトが加速したことを考えるとなおさらだ。(中略)将来的に、売り上げに占めるブランド広告とパフォーマンス広告の割合を1:1にしていきたい」
──カスタマーチーム・リードのマット・デレラ
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CEOジャックドーシーの覚悟

今年の2月末に開催されたTwitter Analyst DayにてCEOのジャックドーシーが「数年前まで、新しい機能ひとつ出すのに6カ月から1年かかっていた。今後はそれを数週間に縮めることを目標とし、スピードを一気に早めていく」と今まではスピードが遅かったがこれからは一気にプロダクトの改善スピードを上げていくと意気込みを語っています。

実際にインスタグラ「ストーリーズ」に似た、24時間で消える「Fleets」の実装やClubhouseそっくりの音声コミュニティ「Spaces」ベータ版の開始。ツイッター上のクリエイターに直接投げ銭・課金できる「Super Follows」など、この半年で、新機能が立て続けに発表されています。
企業の買収も活発化しており、直近3カ月のうちに、ビデオチャットの「Squad」、ポッドキャストアプリの「Breaker」、ニュースレターの「Revue」を傘下に引き入れてます。


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Twitterが本腰を入れてプロダクト改善や収益改善に向き合うという姿勢がCEOの覚悟からも感じられます。2021年は広告プロダクトとしても様々なアップデートが期待できるでしょう。

アプリ広告ではすでに一定の成果

アプリの広告ではすでにパフォーマンス広告で一定の成果が出ています。
筆者の私もアプリのパフォーマンス広告でTwitter広告を運用しその他のメディア以上の成果を残した経験がたくさんあります。特にアプリのインストール数の最大化を目的としたパフォーマンス広告を実施する際には必ず抑えるべきメディアとしてTwitterは挙げられます。

実際にTwitterのアプリ広告の収益は昨年対比で約200%以上成長しておりアプリのパフォーマンス広告の市場ではすでに一定の成果を出しているのです。しかし、WEBサービスのパフォーマンス広告では非常にシェアが少ない状況です。

Twitter社はパフォーマンス広告の収益を改善するためにすでに直近もいくつかのアップデートをしています。

1, カルーセル広告のアップデート
┗下記の通りテストでもカルーセルフォーマットの広告の効果が高かったとのことです。

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参考:
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/marketing/2020/Performance_Carousel.html

2, モバイルアプリインストール広告のアップデート
┗主にはフォーマットとアルゴリズムの改善です。

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参考:
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/marketing/2021/performance-advertising-on-twitter.html


3, TwitterクリックIDの導入とコンバージョン最適化の改善
┗クリックIDを導入することでクッキーに依存しない効果計測が可能になります。


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まとめ

Twitter社は着実に売上を上げてきていますがFacebook社やGoogle社と比べると劣ってます。
しかし、2021年は上述した通りプロダクト改善や収益改善にこれまで以上にスピード感を持ってコミットしてくることが考えられます。今まではWEB案件のパフォーマンス広告を検討する際にTwitterは選択肢に入ってきませんでしたがパフォーマンス広告でも十分に成果が出るプラットフォームになってくると推測しています。

2021年のTwitterのさらなるアップデートに期待しています。

今回はTwitter広告についてまとめてみましたが、ぜひ広告運用に課題を持っている企業様はお気軽に分析から改善施策、新規施策のご相談いただければ幸いです。

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【企業情報】

会社名:Re.Hatch株式会社
事業内容:データ領域・マーケティングトータルサポート
HP:https://re-hatch.jp/
ビジョン:意思決定で世界を変える

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