見出し画像

【お知らせ】 2022年9月よりリハラボ町田に「言語聴覚士」 がメンバーとして加わります!

2022年9月より、東京都町田市を拠点に訪問看護事業を展開する「リハラボ訪問看護リハビリステーション町田(以下、リハラボ町田)」に、新たに言語聴覚士のメンバーが加わります。

本記事では、新たに加わる「言語聴覚士」の仕事内容や強み、本人からのコメントを紹介します。

画像1


言語聴覚士は、 「話す・聞く・食べる」 のスペシャリスト

言語聴覚士は、ことばによるコミュニケーションに問題がある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職です。ことばによるコミュニケーションの問題は、例えば、脳卒中後の失語症、聴覚障害、ことばの発達の遅れ、声や発音の障害など多岐に渡り、小児から高齢者まで幅広く現れます。言語聴覚士はこのような問題の本質や発現メカニズムを明らかにし、対処法を見出すために検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行います。

また、医師や歯科医師の指示のもと、摂食・嚥下の問題に対して嚥下訓練や人工内耳の調整なども行います。

(参考:日本言語聴覚士協会

画像2


地域における言語聴覚士の強みとは

病院や施設で活躍する言語聴覚士は多い一方で、訪問看護ステーションなど実際に利用者さんのご自宅に訪問し活躍する言語聴覚士はまだまだ少ないのが現状です。しかし、「話す」「聞く」「食べる」などの言語聴覚士の専門的な評価や治療を必要としている方はたくさんいらっしゃいます。そのような潜在ニーズに応え、ご本人そしてご家族さまに寄り添うことができるのが訪問に特化した言語聴覚士の強みです。

例えば、退院後、家族や他者との交流機会が少なくなり言語表出が乏しくなった脳卒中後の失語症の方に対して、週に1回60分程度のリハビリを約1年間ご自宅で継続したところ、短文レベルの表出が改善し、交流機会の増加に繋がったというケースがあります。また、呂律の回りにくさのため発話速度が低下し不自然さを認めていた構音障害の方に、在宅にて構音訓練を行ったことで話しやすさに繋がったケース、誤嚥性肺炎のリスクの高い方に対して間接嚥下訓練や家族指導を行うことで、在宅での誤嚥性肺炎のリスク軽減に繋がったというケースなどもあります。

画像4


新メンバーよりご挨拶

はじめまして。私はこれまで2ヶ所の病院に勤め、急性期から在宅(訪問リハビリ)まで幅広く経験してきました。在宅での言語聴覚療法はまだまだプレイヤーは少ないですが、非常に可能性に満ちあふれています。リハラボ町田でも、これまでの経験を活かし、少しでも多くの利用者さんの役に立てると幸いです。言語聴覚療法に関することで分からないことがありましたら、まずはお気軽に相談ください。これからよろしくお願いします。


画像3


リハラボ町田は、これからも利用者様、地域の方々、会社スタッフへの感謝の気持ちを忘れずに、町田・相模原地域に貢献できるよう尽力して参ります! 

何かご不明な点などありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

リハラボ訪問看護リハビリステーション お問い合わせ
電話:042-860-7978
FAX:042-860-7955
メール:machida@rehalabo.com