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梅雨時の体調不良

 梅雨ダルとも呼ばれるこの季節の体調不良ですが、頭痛(65%)で、次いで倦怠感、疲れ、寝不足の順に多いそうです。梅雨時期は湿度が高く、体内の水分が汗や尿として外に排出できずに体内にとどまってしまいます。 その結果、体内の消化吸収と水分代謝がうまくできなくなり、消化不良が起こりやすく、むくみやすくもなります。
 また気圧の低いことが多く、自律神経が乱れて副交感神経が優位となりやすく、だるさや眠気を感じてしまうのも梅雨時期特有のダルさです。

 梅雨ダル解消法として、「朝陽を浴びる」ことが大事だと言われていますが、梅雨時期に朝陽にどこまで期待できるかやや不安ですね。そこで朝一に軽くストレッチングをすることをお薦めします。朝陽を浴びるのと同じように体内時計をリセットしてくれます。
 次に、食事ではカリウム摂取を心がけましょう。体の余分な塩分(ナトリウム)とともに水分を排出してくれます。カリウムはきゅうりやズッキーニ、大根、アボカド、バナナなどに多く含まれています。

 梅雨のジメジメ感は心にも影響を及ぼすことがあり、梅雨鬱(うつ)などと呼ばれることもあるそうです。うつにならないための梅雨時期の過ごし方は下記のことを気をつけておきましょう。
 ① 適度に身体を動かす
 ② 朝はカーテンを開けて日光を浴びる
 ③ 晴れ間にはできるだけ外出する
 ④ 生活リズムを乱さない
 ⑤ 栄養バランスや食事量をコントロールする

 今年は梅雨入りが遅れていますが、とうとう梅雨前線が近寄ってきました。鬱陶しい梅雨ですが、しっかり身体を動かして、心身の不調を予防しましょう。

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