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チームについて考えてみた

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こんばんわんわん、理学療法士reha-hiroです。

生産性

私が、良いチームを作る理由は、「生産性」が向上するからだ。生産性については、伊賀泰代(著)の「生産性」を簡単に解説したい。

生産性を向上には、成果をあげることと、投入資源量を減らすことでだ。 その手段は改善と改革の2つのアプローチが存在する。         しかし、最初に必要となるのは、時間的な余裕。つまり、オペレーション業務の生産性向上を図り、時間的な余裕を生み出すことで改革に投資する。 また、フィードバックには、Distinctive(卓越した能力)とDevelopment needs(改善して成長できる分野)をセットでフィードバックすることである。チームとして、皆が3%の改善と3割の改革が必要だと生産性を意識し取り組むことが必要なのだろう。

THE TEAM 5つの法則では、ABCDEの5つの法則に分けて書かれている。ABCDEに分けて考えていきたい。

A(Aim:目標設定の法則) 意義目標、成果目標、行動目標を立てることで、チームが自ら考え行動するチームへと変化する。例えば、コンビニ店員だとして、売り上げ1000万円という成果目標だけでは、主体的に動かないかもしれない。そこで、ほっと一息つける笑顔溢れる場所という意義目標があったら、店員は主体的に行動を起こす可能性が増える。行動目標については、実習などでみかける成績表に近く◯とか△。

B(Boarding:人員選定の法則)チームは、二本の軸を引き、環境の変化度合い、人材の連携度合いで4つのチーム(野球、サッカー、柔道、駅伝)に分けている。医療はサッカー型のように思ったが、この4つの特色で考えたことがなかったので意外な発見であった。チームには絶対解があるではなく、チームには最適解がある。という前提でメンバー選びが重要である。

C(Communication:意思疎通の法則)実は、コミュニケーションは少ない方が良い。これも4つのチーム別に4W1Hで考える。ルール(What)、根限規定(Who)、Where(責任範囲)、How(評価対象)、When(確認頻度)。医療ではWhere、Whenが大きいと思いました。

D(Decision:意思決定)影響力には5つの源泉があります。「専門性」「返報性」「魅了性」「厳格性」「一貫性」
の5つです。専門性はすごいと言われる技術。返報性はありがたいと思われる支援に関与していること。魅了性は、すてきと思われる外見的、内面的魅力。厳格性は、こわいと思われる規律や威厳を持っている。一貫性は、ぶれない姿勢や態度。

E (Engagement:共感創造)全てのチームメンバーがモチベーションに左右される。気合いでは人は動かない。エンゲージメントを高めるのは4Pである。Philosophy(理念・方針)、Profession(活動・成長)、People(人材・風土)、Privilege(待遇・特権)がある。ただし、エンゲージメントは目に見えないため、感覚的に扱われる。エンゲージメント=やりたい(Will)×やれる(Can)×やるべき(must)の公式は使える。
また、章末のビクターHヴルーム「期待理論」は参考になった。モチベーション=期待×誘意性。期待はこちら側の期待だが、誘意性は本人の意志でなりたいという気持ちだ。


やはり、実践が重要。まずは目標作りから始めてみましょう。

理学療法士として日々、患者さんのために仕事をしています。そんな知識や技術をこの場で伝えていきたいと本気で思っています。ご批判や厳しい意見、大歓迎です。よろしくお願いいたします。