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リモート勤務するデメリット

政府と東京都が展開してきたリモート勤務やろうぜキャンペーン「テレワーク・デイズ」が9月6日で終了しました。一般企業や地方公共団体などなどいろんな組織が参加し、2884団体が参加したとのこと。いい波のってんねーって感じで盛り上がってまいりました。
今回はそんな感じで盛り上がってるリモート勤務をする側のデメリットについて書いていきます。

前回までのお話

リモート勤務するメリット|れぐたん|note

TL;DR

・コストがかかる
・細かいコミュニケーションが難しくなる
・運動量がめちゃくちゃ減る

リモート勤務するデメリット

・コストがかかる
前回のエントリでも書いたように仕事するための環境は自分で自由につくることができます。いっぽうでは自分で仕事する環境を構築しなければなりません。
例えば、自宅で仕事をするために机や椅子を購入するのだって自分で用意しなければなりません。自宅以外で作業する場合にはその利用料やそこまでの交通費を負担しなければならない場合もあります。もっというと、自宅で作業するならばその時にかかる電気代だって個人の負担となります。
ちなみに著者は夏場にリモートワークを始めることで自宅の電気代は1.5倍になりました。主にクーラーの稼働時間が伸びたせいだと考えられます。
オフィスだと色々と会社が用意してくれますし、インフラ費用だって会社が負担してくれます。場合によっては稟議を上げて予算を確保すれば様々なものを購入することができます。
勤務場所の裁量が従業員に与えられる分、それを管理するコストや整備するこコストは従業員側が負担することになってしまいます。
中にはリモート勤務環境を整備するための手当支給や従業員が負担しなくていいように会社がコスト負担する仕組みを持っている場合もあります。

・細かいコミュニケーションが難しくなる
「あのさーここなんだけど・・・」「ちょっとココ見て」のようなちょっと話したい状況ですぐコンタクトできないということがあります。リモート勤務中はslackなどのテキストチャットでお互いの意思疎通を行うわけなんですが、基本的に非同期コミュニケーションなのですぐにリアクションがもらえるわけじゃありません。
「じゃあmentionされたら何分以内にレスしないといけないルールにしよう!」なんてクソ老害じみた発言をしようものならテキストコミュニケーションとは?って気持ちにもなります。(少なからずそのような話は耳にしますし、slackの流量で仕事している云々を語る残念な方もいます)
絵師界隈でよく言われる「さぎょイプ」(作業しながらずっとskypeをつなぎ続けておくこと)、細かくオンラインミーティングを設定するという取り組みで回避する方法はありますが、すべてにおいて有用ではありません。
チーム全体のリモート勤務に対する習熟度の問題もありますが、少なくとも自分の考えてること・したいことを明文化して共有しやすい環境を作ることが必要です。それはメンバーだけでなく、マネージャもそのような環境を作っていくことが必要です。

・運動量がめちゃくちゃ減る(=太るかもしれない)
これは主に自宅でのリモート勤務が中心になる場合ですが、運動量が極端に減ります。だいたい成人男子は1日に10,000歩を目安に運動しましょうといいます。著者の場合、iPhoneのヘルスキットを見てみるとオフィスに通勤して勤務する場合だと、一日約9,000歩。自宅でリモート勤務すると2,000歩となり1/4程度まで減りました。
自宅でリモート勤務していると、朝近所のコンビニまで買い物に行く程度しか外出しない場合もあります。
意識して何かしらの運動しないと運動不足まっしぐらです。もっというと極論をいうと太ります。著者も若干太りました。やばいです。

まとめ

リモート勤務をする側のデメリットについて今回は書いていきました。通常の勤務同様リモート勤務も基本的にはチームで行うものであるという点は変わりません。ですから、チームとしてリモート勤務導入に取り組むことで解決することは多くあります。チームメンバー同士のコミュニケーションの問題は習熟の問題もあります。リモート勤務を続けることで共有する内容や情報を伝達すべきスピード感の選球眼(今すぐ伝えないといけないこと・後で伝えればいいこと)は磨かれてくるものです。一度リモート勤務に取り組んでそれでおしまいではなく、継続して何に取り組まないといけないかをチームとして考える必要があります。
運動の問題は何とかしないとほんとマジ困ってるので皆さんも十分お気を付けください。

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