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これは必要! 防災グッズの中身!

いつ起こるかわからない自然災害。

何か準備をしなくてはと思っている方も多いはず。
でも何を準備すればいいのでしょうか。

調べてみるとたくさんのものが出てきますよね。
しかし、以前の記事でもお伝えしたように、入れすぎは禁物です。

では、何を優先的に入れたらいいのでしょうか?

防災の基本「3の法則」とは?

防災を考える際の基本に、「3の法則」というものがあります。

● 空気 3分
● 体温 3時間
● 水  3日(2L/ 日・人)
● 食  3週間

というものです。

これらは、

人間は空気がなければ、3分しか生きられない。
適切な体温を維持できないと、3時間しか生きられない。
体内に十分な水分がないと、3日間しか生きられない。
食べないと、3週間以上は生きられない。

ということを示しています。

したがって、非常用持ち出し袋に防災グッズを入れる際には、空気以外の「体温保持できるもの・水・食料」を入れることがマストとなります。

では、具体的にはどのようなものを入れたら良いのでしょうか?
防災グッズを以下の3つの種類に分けてご紹介します。

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▶ 0次の防災グッズ

0次の防災グッズとは、
普段から使うものや持ち運べるもののことを指します。

日常的に持ち運ぶことから、ストレスにならない程度にコンパクトに収めるのがオススメです。

< 0次の防災グッズ一覧 >
 ● カイロ
 ● 飴等のコンパクトな保存食
 ● モバイルバッテリー
 ● 筆記用具・メモ
 ● 小銭(お金)
 ● 家族の写真
 ● 身分証明書
 ● マスク
 ● ミニ救急セット(絆創膏・常備薬)
 ● ウェットテッィシュ
 ● ハンカチ
 ● 緊急用ホイッスル
 ● 小型ライト
 ● ビニール袋

たくさんに思えますが、細々しているものが多いので、簡単にポーチに収まってしまいます。使用するポーチを選ぶ際は、耐久性が優れ、軽いものがおすすめです。


▶ 1次の防災グッズ

1次の防災グッズは、
被災の日これだけは持っていたいという最低限の備えのことです。

避難所へ持ち運ぶことも考慮して、ご自身にあった容量のリュックにいれることがポイントです。

< 1次の防災グッズ一覧 >
 ● カイロ
 ● 防災用アルミ保温シート
 ● 防寒着
 ● 飲料水(1人あたり1Lが目安です)
 ● 非常食(乾パンや飴・ゼリー等)
 ● 救急セット(消毒液・絆創膏・常備薬等)
 ● アイマスク・耳栓(避難所でのプライベート確保のため)
 ● 運動靴
 ● マスク
 ● ウェットティッシュ
 ● 歯磨きセット
 ● ビニールシート(避難所等での場所確保・床との遮断材のため)
 ● 現金
 ● かっぱ
 ● メモ帳・筆記用具
 ● 軍手・手袋
 ● ヘルメットや防災頭巾
 ● 携帯ラジオ
 ● 懐中電灯
 ● タオル
 ● 非常用電源

今から一気に揃えるとなると、値段がかかってしまうのがネックですね…
100円ショップなどで簡単に揃えることができるものもあるので、まずは揃えられるものから準備してみましょう。


▶ 2次の防災グッズ

2次の防災グッズは、
ライフラインが止まった家で数日間を過ごすためのものです。

自給自足ができるものを選ぶことがポイントです。

こちらは運ぶ必要はないですが、いざという時にすぐに出せる場所にしまっておきましょう。車のトランクや物置にまとめておくのが便利ですね。

< 2次の防災グッズ一覧 >
 ● 衣類
 ● 毛布
 ● 防災用アルミ保温シート
 ● バケツ(雨水を貯めたりするのに使用できます)
 ● 3日分の飲料水(1人あたり1日2Lが目安です)
 ● 3日分の非常食・保存食(乾パンや玄米、レトルト等)
 ● 卓上カセットコンロ、カセットボンベ
 ● 鍋(できれば圧力鍋としても使えるものを)
 ● 簡易食器類
 ● ラップ
 ● アルミホイル
 ● 懐中電灯
 ● 簡易トイレ
 ● 現金
 ● ティッシュペーパー(水に流せるものが便利です)
 ● ウェットティッシュ
 ● タオル
 ● ポリ袋
 ● ビニールシート
 ● 歯磨きセット(避難用歯磨きガムも便利です)
 ● 石鹸
 ● ローソク
 ● スリッパ
 ● ガムテープ
 ● 水のいらないシャンプー
 ● 非常用電源

これらに加え、赤ちゃんがいるご家庭には赤ちゃん用品や、女性の方は女性用品等が必要ですね。臨機応変にご家庭にあった災害グッズを準備することが大切です。

また、子供が大きくなったり、食料の正味期限が切れたりしてしまうので、防災グッズの中身は定期的に見直すよう心がけてください。


忙しい暮らしのなかで、いつも防災グッズを万全に整えておくことは決して簡単なことではありません。

しかし、いつ起こるのかがわからないのが自然災害。

十分な備えがあれば、突然来る非常時にも落ち着いて対応できます。そして、それが安心にもつながるのです。

大切な人を守るため。
いまできることを、できることからはじめていきましょう。

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▼ 参考サイト

https://www.gensai.pref.hiroshima.jp/prepare/goods.html

広島県危機管理藍、みんなで減災推進課が推奨する防災グッズは、上記ページからご確認できます。

http://vill.kamikitayama.nara.jp/kurashi/chishiki/shoubou/pdf/hijyo_mochidashi.pdf

奈良県上北山村が推奨する防災グッズは、上記ページからご確認できます。


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