もしいま大災害が起こったら ~忘れていませんか?電源のこと ~

「災害大国」と呼ばれる、日本。

自然災害はいつどこで起こってもおかしくありません。近年だけでも、国内で起こった自然災害は、地震、噴火、洪水、大雪など、枚挙にいとまがありません。

ちょっと想像してみてください。もし、いま、お住いの地域で自然災害が起こったら。そして、その結果、長時間停電になってしまったら。みなさんはパニックに陥らずに復旧までしのぐことができるでしょうか。

防災セットに忘れられがちな電源

みなさんは万が一の緊急事態に備えて、どのようなものを用意していますか?

懐中電灯、非常食、飲用水、常用薬、救急医療セットなどは、ひとまとめにして用意されている方も多いのではないでしょうか。2011年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけに、さまざまな防災セットも販売されるようになりました。お持ちの方もいらっしゃることと思います。

首相官邸の「防災の手引き」のページでは、食料・飲料・生活必需品は最低でも3日分を、できれば1週間分を備蓄するのが望ましいとされています。また、その他にも備えが必要なものをリストとして公開しています。

▶ 災害の「備え」チェックリスト(首相官邸)

しかし、このチェックリストには足りないものがあります。

そうです、1週間をしのぎきるための電源です。

災害による停電が長期になればなるほど、重要になってくるのは情報です。被害状況や避難の必要性など必要な情報を速く正確に把握するためには、デジタルデバイスを使って能動的に情報を取りに行く必要があります。スマートフォンやタブレット、ノートPCがつねに使える状態にしておかなければなりません。

また、家族で離れて行動する場合も、連絡手段としてスマートフォンが十分に充電されていることが安全や安心につながります。

他にも、夜間の明かりのためのLED照明機器など、災害時に欠かせない電気機器は意外と多くあるものです。

非常時に「完璧」な電源はない

非常用の電源としては、一般に、以下のようなものがよく例に挙げられます。

〇 乾電池
〇 モバイルバッテリー
〇 ポータブル発電機
〇 蓄電池(ポータブル電源/充電式AC電源)

どの電源も特徴があって便利な面もありますが、同時に、不便な面もあります。「帯に短したすきに長し」ということわざのように、これだけあればなんとかなる!と言えるような完璧な電源は存在しないのです。

ひとつひとつ、その特徴を簡単にみていきましょう。

蓄電池 (1)

▼ よく使われる非常用電源① 乾電池

最もよく知られている非常用の電源は、乾電池で間違いないでしょう。停電したときの懐中電灯や携帯ラジオの予備電源として備蓄を勧められることが多いです。普段から自宅に置いてあり、非常時のために特別に準備する必要がないこともお手軽ですね。

お手軽なぶん、使い勝手もそれなりです。

最大の問題点は、長持ちしないこと。小さめのLED照明やラジオくらいであれば数日もちますが、スマートフォンの充電に使おうとすると単3形乾電池4本を使っても半分程度しか充電できないこともあります。

▼ よく使われる非常用電源② モバイルバッテリー

続いてよく使われるのが、モバイルバッテリーです。スマートフォンの予備電源といえば、これを置いて他はないですよね。普段から使っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、このモバイルバッテリー、「案外もちが悪いな…」と感じたことはありませんか? 

モバイルバッテリーからスマートフォンに充電する場合、電圧を変換する際にロスが発生するので、製品仕様に書かれた数値通りにはいきません。製品や充電環境によっても変わりますが、ロス率はモバイルバッテリー容量の半分近くにもなることがあります。さらに充電と放電を繰り返すことによる電池そのものの劣化により、容量はさらに減っていきます。

「充電のもちが悪いな…」という感覚は正しいのです。

 よく使われる非常用電源③ ポータブル発電機

「う~ん、そうすると、本格的な非常用電源がないとマズイんじゃないか?」

そんなときにパッと頭に思い浮かぶのが、ポータブル発電機。地域やマンションの防災訓練などでよく見かけます。ガソリンやガスを燃料にしてブルルンッと運転させる、アレです。

公園や体育館に大人数で避難しているような場合は使い勝手がいいかもしれませんね。でも、家のなかでは、、、使えませんよね。運転音が大きすぎますし、排気も出ます。可燃性燃料なので引火も心配です。

▼ よく使われる非常用電源④ 蓄電池(ポータブル電源/充電式AC電源)

さあ、困りました。そして、だんだんわかってきましたね。自宅で1週間、スマートフォンを使うのにピッタリな非常用の電源がない! 

でも、大丈夫。 まだ蓄電池が残っています。「ポータブル電源」「充電式AC電源」とも呼ばれていますね。

近年、空前のアウトドアブームが来ています。夏休みに、週末に、親子でキャンプ体験! 素敵ですよね~。そこで使った蓄電池があるじゃない、と、いざ停電になったときに収納スペースから出して気がつく。充電されてない

そうなんです。蓄電池も比較的大型ではありますが、つくりとしてはモバイルバッテリーと同じなのです。自然放電によって電池残量は日々減っていきますので、定期的な充電は欠かせません。そして充電を繰り返すうちに電池が劣化して最大容量は減っていきます。

毎週、毎月、家族キャンプに行っていますか?
最後にキャンプに行ったのはいつで、そのあと充電しましたか?

「空気発電池」という選択肢

ここまでに挙げてきた4種類の非常用電源の他にも、自動車からシガーソケットを使って電気を取る方法など、探せばまだやり方はあります。しかし、繰り返しになりますが、どの方法も完全ではありません。

私たちリジェンヌの非常用電源プロジェクトでは、非常用電源の新しい選択肢として「空気発電池 “エイターナス”」を推しています。

空気発電池であれば、上記4種類の不便なところをすべてカバーできる!と胸を張って言えます。ただし、正直に申し上げると、空気発電池にもまた、弱いところはあるのです。

完全で完璧な非常時の電源はない。
一長一短ある多様な電源を組み合わせた非常用電源の確保が現実的。

その前提に立ちながら、どんなベストな方法があるだろうかと日々模索を続けている私たちのありのままの姿を、この非常用電源プロジェクトのnoteを通してみなさんにシェアしていきたいと考えています。

そして同時に、いまはまだほとんどその存在を知られていない「空気発電池」の魅力についても、みなさんにお伝えしていければと思っています。

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