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tyawonigosu
集客できない時代にやるべきこと。
95%が廃業すると言われている治療院業界ですが、それでも登録治療院の数は年々増えています。
(今日のサムネは集客できずに悩む人)
鍼灸院や柔道整復師の国家資格を持つ登録事業者は、10年前に比べてなんと約2倍に増えています。
参照: アトラアカデミー
その理由は以下にありました。
【治療院の数はコンビニの2倍以上】
厚生労働省の統計によると、16年現在でマッサージ院、鍼灸院、整骨院、整体院などは全国に計13万6460カ所存在。全国に広がるコンビニエンスストアの店舗数(18年11月現在で5万5695店舗、日本フランチャイズチェーン協会調べ)の約2倍に上る。
調査担当者は「かつては、柔道整復師などの国家資格を取得した人は、既存の治療院で5~10年ほど経験を積んだ後に独立・開業する流れが一般的だった。だが近年は、政府や地方自治体が創業者を支援する融資制度などを整えているため、卒業後すぐに開業する人が増えている」と治療院が多くなった背景を解説する。
「(他業種と比べて)設備を比較的簡単に導入できるため、初期投資がしやすいことも開業する人が増えている一因だろう」(調査担当者、以下同)という。
また、「以前は人材の供給量を調整するため、国が柔道整復師養成校などの設立数を制限していたが、1998年に規制が緩和され、規則を満たしていれば学校を設立できるようになった。これを機に多くの学校が乱立し、多くの人材が輩出されるようになり、開業する人も増えた」と指摘する。
細胞の成長期を思い出しますが、倒産する治療院より新しく開業される治療院の方が圧倒的に多いから激増しているんですよね!
そもそも飽和状態の市場にこれだけライバルが増えたらそりゃあ1件あたりの売り上げは少なくなるのは当たり前。
治療院業界で差別化をしても、結果はそこまで変わらない。ましてや市場規模が半減している美容業界の真似事をしても、結果はそこまで変わらない。
市場規模は客数✖️客単価(✖️リピート)
飽和状態とは客数が増えないのに、サービスを提供する人が多くなっていること。
だから集客できないんです。
そこでとりあえず押さえて欲しいことが、こちらの記事に書いた『便所のねずみ』のはなし
圧倒的な成功を目指さないにしても、現在いる市場から今後確実に成長していくであろう、まだライバルが少ない市場に新たな居場所を求めていくことが、いますぐにやるべきことではないでしょうか?
確実に結果の出ない環境ではなく、
同じ努力をするなら結果が期待できる環境へ
治療家以外の方にも参考になる考え方だと思いますし、私もそうしています。
美容から再生医療、若返り・不老長寿の市場に転向したのは、現実を知ったからです。
今後は、その新しい市場についての情報もお届けしていきたいと思います。
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