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親世代は物が多い、物持ちが良い、物を大事にする、なかなか処分しない。

「なんでこんなに物を溜め込んでおくの・・・」
「普段から片付けておいてくれれば何度も掃除に足を運ばなくても良かったのに」

自分(子)の思いは片付けながら、このような不満として出てくるのではないでしょうか。

処分しない、出来ないの裏側には、思い出があるからという気持ちが隠れています。めんどくさい、体力が追いつかない、片付けるという気持ちや考えがないという場合もあります。

玄関にいくつもの花瓶

遺品整理のメリット・デメリット


亡くなってから片付けていくことを遺品整理といいます。
持ち主である親がこの世にいない状態で片付けるため、何をどのように片付けたら良いか分からない事が多く、その判断で疲れてしまったり、見てはいけない物を見つけてしまったりすることがある反面、自分(子)への愛情の深さを知る事があったりする良い機会でもあるのが遺品整理です。

洗面所には使用途中のものはもちろん、
未使用の同じ商品の洗剤や化粧品などが
たくさんあります

生前整理のメリット・デメリット

自分の持ち物を判断出来る、体力が安定している間に自分で自分の物を整理し、処分することをいいます。
子に見られたくないものを処分したり、形見分けをしたい人に自分で出来ることなど自分の思い、意思、望みがやりたいようにできる反面、親自身が片付け、終活に対して積極的でない場合は、自分(子)から生前整理を進めると悪い印象しか与えません


遺品整理と生前整理のどちらか

弊社で依頼があるのは8割が遺品整理です。その他は親が介護施設へ入所したのをきっかけに片付けをする方もいらっしゃいます。
親世代の「物を大事にする気持ち」「長生きして欲しい」という子の思いを考えると、親自身が自ら生前整理を始めると、気が滅入ってしまうような、一気に老け込みそうな思いがあるかもしれません。

元気に長生きしたい

しかし、子に見られたくない物を処分したり、「これはあの子に形見分けとして渡したい」など要望がある場合生前整理ではその思いを叶えることが出来ます。

親と子で繋ぐ愛

生前整理を自分(子)が言い出せないのは、親が死ぬのを待っているように感じたり、親がどうしたいのか気持ちを聞いてからにしたかったり、先にも書いたように親が老け込みそうな、元気が無くなってしまいそうな気がするからではないでしょうか。

親の生前に「物が多いな」「いつかは片付けないとな」「すこしずつ片付けてくれないかな」と自分(子)が思っても、無理強いはしたくないし、元気で居てくれるならそれでいいし、自分の日常も忙しいからな・・・と思うと急いで整理する必要性も薄くなってきてしまいます。

それが、親が亡くなったあとに片付けをする遺品整理が多い背景だと思います。

遺品整理なのか、生前整理なのかは、兄弟や親と話し合い、もめ事がないように進めていくことが大事です。

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片付け、遺品整理、事件現場特殊清掃
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