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空き家の中身を処分する時/エアコン処分方法のやり方・十分な知識がないと危ない話

空き家になって処分する家の中身。

どこまで処分するか、仏壇はどうすればいいのかは

こちらのnoteをご覧下さい⇩

この記事では、自分で空き家の中身を

片付ける時に対処に困るエアコンの処分について

まとめたものです。

エアコンの外し方が分からない


エアコンは取り外し方がまず

わからないという方がほとんどでしょう。

エアコンには家電リサイクル法

という法律があり決められた処分費用を

支払わなければ処分できません

また、エアコンを外すまでにいくつか

気をつけなくては

いけないことがあります。

ちなみにみだりにフロンガスを放出すること

改正フロン排出抑制法86条違反となり

1年以下の懲役

または50万以下の罰金になります。

エアコンを取り外すには

①自分またはそういったことが出来る業者で
ポンプダウン作業を行なう


ポンプダウン作業はフロンガスを

室外機(外の機械)に閉じ込める作業です。

取り外しには必ず行なわなくては

いけない作業です。

②専門業者に任せる

フロンガス回収機を持っている

専門業者さんなどに依頼する方法です。

お金は掛かりますが、

安全に取りはずせるだけでなく

エアコンの処分も一緒にしてもらえます。
(ポンプダウンをしている業者さんも
回収してくれます)


十分な知識がないと

ポンプダウン(室外機にフロンガスを

閉じ込める作業)は十分な知識がないまま

行なうと、
本来入らないはずの空気が

室外機内のコンプレッサーに入り、

異常な高温高圧になることで

室外機が破損する恐れがあるそうです。

自分でポンプダウンを行なう場合、

もちろん費用は掛かりませんが

やり方を間違うと、非常に危険です。

専門業者に頼む場合、費用はかかりますが

室外機へガスを閉じ込めるわけではなく

回収機へガスを入れて回収します。

ネットには多くの情報が

調べて見ると、ポンプダウンのやり方が

詳しく掲載されています。

なぜフロンを大気中に放出してはいけないのか

ポンプダウンを間違えるとどうなってしまうのか

手順はしっかり踏んでいるのか等を理解している

必要があります。

初めてエアコンを外そうと思っている方や

安全に法律違反がなく処分したい場合は

自分で行なわずに専門業者に依頼した方が良いでしょう。

まとめ

自分で作業することで費用を抑える事ができます。

しかしそこには危険性があります。他県ですが

100件ほどポンプダウンをしている業者さんが

バルブを十分に閉めたと思ったものの、

慣れなどにより

実際はきちんと閉められておらず、

室外機が破裂したということが

あったそうですので

その場合、自分だけでなく、周辺住民の方

作業スタッフなども怪我を負う可能性も出て来ます。

空き家の中身を片付ける場合、

直ぐに動かせないエアコンは悩みの種に

なるでしょう。

そんな時の役に立ったら嬉しいです。

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片付け、遺品整理、事件現場特殊清掃士
株式会社Regalo
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