レプチンで食欲を管理!ダイエット成功の科学的アプローチ
私たちの体は、食欲とエネルギー消費を調整するためにさまざまなホルモンを利用しています。
その中でも特に重要なのが「レプチン」です。
このホルモンは、食欲を抑え、エネルギーを効率的に消費するための鍵を握っています。
今回は、ダイエットを成功させるために知っておきたいレプチンの働きと、その効果を最大限に引き出す方法について詳しくご紹介します。
1.レプチンとは
レプチンの働きを結論から言うと「食欲を抑える」ことができるホルモンです。
本来であれば脂肪細胞から放出されて「もう食べなくていいよ」と言う司令を送るのですが、太っている状態ではこのレプチンへの抵抗力がついてしまい満腹感が消えていきます。
私はいくら食べても何を食べても満腹感が得られない時期がありました。
それがこのレプチンに対して抵抗力がついてしまった状態が「肥満」と言えるでしょう。
2.レプチンのもう一つの機能
レプチンは満腹中枢を刺激するだけでなく「基礎代謝を上げる」と言った効果もあるとされています。
積極的にレプチンを受け取れる体にしていきたいですね。
3.レプチンは負の側面もある
プラトー、つまりは「停滞期」にはこのレプチンの量が減ってしまい食欲を促進させてしまう、という負の側面もあります。
これは「ホメオスタシス」による人間が生きようとする力によるものなので完全に押さえ込むことは難しいでしょう。
4.レプチンをうまく受け取れる体にするには
1.バランスの良い食事
2.適度な運動
3.十分な睡眠
レプチンの感受性を下げてしまうものに「糖分」があるとされています。
糖分を多量に取り込むと食欲が抑えられなくなってしまいますので注意が必要です。
しかし、タンパク質は満腹中枢を刺激してくれて暴飲暴食をしにくくなるため積極的に食べていくとよいでしょう。
5.まとめ
ダイエットするにあたって食事制限は必須です。
その時に、この「レプチン」を理解してうまく利用すると食事制限を無理せずできるようになります。
正しく理解しうまく食事制限に利用してください。