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《追悼》ベタちゃんをイメージした巾着を作りました。5/26

こんばんはo(^▽^)o
ロクです!

◯「ベタちゃん」とは


…皆様はきっと題名をご覧になって、
ベタちゃんって何?
と思われましたよね笑

ズバリ、ベタちゃんとは私の初めての本格的な(?)ペットです。
小学5年生の頃に、私が運動会の1kmマラソンで20番以内をとったご褒美として買ってもらったのです。
(彼女のことはその一年ほど前からペットショップでずっと見ていました🤭
どうしても家族に迎えたいという一心で、練習の時よりも20人以上多く抜いたのは自分でも驚きです笑

彼女は、「ベタ」という種類のメスの熱帯魚で、ネイビー?紫?色をしている、とっても可愛い子でした。
ひらひらと水槽の中を泳ぐと、いつも光を照り返して青・赤・ピンク…と、様々な色で輝いていました。
照り返す場所によって、その濃淡も様々だったので私はいつも彼女に釘付けでした。
本当に彼女はいつも美しくて、まるでドレスを纏っているようでした。
(そのため、実は彼女には「プリンセス」という名前がつけられていました。
しかし、結局、みんな「ベタちゃん」と呼ぶようになりました笑)

ベタは闘魚とも呼ばれ、オス同士を一緒の水槽に入れるとどちらかが死ぬまで戦いますが、実は頭が良くて、とても人懐っこいお魚です。
また、環境の変化にもかなり強いので初心者に易しいんだそうです。

うちのベタちゃんも賢くてとっても器用な子でした。
エピソードをいくつか紹介します。
◯餌を与える時に軽〜く、3回ほど水槽をノックすることを毎日続けると、ノックをするだけで、どこにいてもすぐにこちらに泳いできてくれるようになりました。
(水槽の掃除や餌やりに便利なしつけです)

こちらがちょっとした踊りを踊ると、彼女も同じようにひらひらと踊ってくれました。
最初に見た時、私は本当にびっくりしたと同時に、もっと仲良くなれたような気がして、とても嬉しかったです(//∇//)

◯〈お魚たちの安心は海の中と似ている環境で過ごすことで保たれると言われています。そこで、私たちは水槽の中の砂に水草を植えたり、砂の上に貝殻や飾りを置いたりして、(散らかりすぎない程度に)海の中に環境を似せていました。〉

他の魚たちが寝床として水草の陰を取り合っているのに対して、彼女は大きな、サザエの巻き貝に目を付けました。その巻き貝は私が海に行った時に拾ったものなので少し欠けているところがあり、出入り口を伏せるようにしておいても、欠けて隙間になっている所が小さな出入り口のようになっていました。
それを見つけると、彼女はするりとその中に入り、毎晩そこで眠るようになりました。
ある日、斜め下から巻き貝の中を覗くようにして見てみたところ、彼女が丸くなって寝ていて、とっっっっても可愛かったのを今でも思い出します♡

ベタちゃんはうちに来てから3年ほど生きました。また、先にも述べた通り、私はベタちゃんのことを飼い始める一年ほど前から見ていました。
よって、ベタちゃんは少なくとも約4年は生きたことになります。ベタの平均寿命は2〜3年ほどなので、かなり長生きしたことになります。
彼女は亡くなる一ヶ月ほど前から免疫が急速に落ち始め、いくつかの病気を併発して亡くなりました。
いつもビュンビュン泳ぎ回る彼女が…、
同居する魚たちが亡くなっていく中でも最後まで生き残っていた彼女が…、
あっという間に弱ってしまって、巻き貝の中に閉じ籠る日々が続くのは、身内の死を体験したことの無かった私にとって、とても耐えられるものではありませんでした。
彼女の死は、私の初めての家族の死になりました。
他のお魚やこれまで飼ってきた生き物たち(カタツムリやヤドカリなど)は、大切に思って可愛がってきたとはいえ、やはり家族というよりもペットという認識が強かったのですが、彼女だけは違いました。
彼女は完全に私たちの家族であり、私の唯一無二の親友でした。
(贔屓をするのは良くないというのはもちろんわかっていますので、愛情はみんな平等に注いできましたm(_ _)m)

◯5/26はベタちゃんの日!

…個人的なものです。

年に一度、ベタちゃんをモチーフにした何かを作り、ベタちゃんに感謝を伝える日です。

ベタちゃんの命日は10月の中旬ですが、ベタちゃんが苦しんで、頑張って、生きられるだけ生きた日々よりも、ベタちゃんがうちに来た日の方が良いと思ったので、5月下旬にしました。
当時の日記がどこにも見当たらず、うちに来た日も命日も正確な日は分からなかったので、ベタちゃんが巾着になって復活(笑)した日である、5月26日を「ベタちゃんの日」として定めました。

※お墓参りの日は別枠です。
(ベタちゃんの亡骸は翌年の6月下旬まで冷凍保存されて、海辺の砂浜に葬られました。)

◯ベタちゃんモチーフの巾着

↑私は、nunocoto fabricさんのレシピを参考にされていただきましたm(_ _)m

スマホがすっぽりと入るくらいの大きさですが、軽く畳めば制服のスカートのポケットにも入るくらいの大きさになるため、いつも一緒です笑

(昔、ダイソーで買った木の板に乗せてみたのですが、
なんだか調理前みたいに見えてしまいますね笑)

ぬいぐるみ用の目もあったのですが、今回は敢えてボタンにして、目の中に星(+)を作りました!
いつも輝いていた彼女の瞳を表現しました✨

本体はオックス生地を使っているので、丈夫でしっかりとした仕上がりです。
胸・背・尾鰭は布屋さんで売っていたハギレなのでひらひらとした感じになっていて、ベタちゃんのしなやかさをよく表せたかなと思いますo(^▽^)o
色合いを寄せるのはもちろんのこと、なるべく、流れる水を連想できるような布を選ぶことにも力を入れました!
(ちなみに、胸鰭は青空に寒色系の花びらが舞っているようなデザインの布です。
珍しく一目惚れしてしまいました笑)

(裏地です。
海を連想させる碇の柄を選びました!
キャンドゥに行ってよかった✨)


今回は、私の大切な家族であり、親友であるベタちゃんを巾着で再現してみました。
私の、長くて独りよがりな文章をここまで読んでくださり、本当にありがとうございました
m(_ _)m

(ベタちゃんも喜んでいると思います。)

皆様の明日が、より良いものとなりますようにo(^▽^)o


◯オマケ

ベタちゃんが亡くなった翌年に初めてアイビスペイントで描いてみた絵です。
(from 母のスマホ)

絵を描くには、画面が小さくてものすっごく描きにくかったです。

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