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恋とかいう得体のしれないもの

恋ってなんなのさ。
愛ってなんなのさ。

ある晩友人と語り合った。恋ってなんなのさ。この歳になっても良く分かんない。むしろどんどん分からなくなる。愛のほうがまだ分かりやすい?恋ってなんなの。

ある人に言わせると、私は感受性が豊か(過ぎる)だから、例えば同じ恋の時間を他の人が過ごしたとして、その人の中でそれに対する「楽しかったゲージ」が1だったとしても、私は同じ時間で10楽しみを得られるだろう、と。

ほんとにそう?お年のせいでしょうか、自分の心に素直に進むのが時々難しい。頭でっかちは加速するし、十分すぎる経験がチラついて、ただ心が求めるものを無心に追いかけるには邪魔になる。
「いい歳して、そんな」
そのくせ条件完璧将来安泰!みたいなmaterialが目の前で微笑んでいてもイマイチ心がピンと来ない。
「なんかコレじゃない」
どこの陳腐な小説よ。あるある過ぎて笑えない。そんなもの全部。なんなら相手の想いすらも無視して心赴くままに進めたら。それを願うのが恋なのかも。愛は相手を思いやること。恋はただがむしゃらに求めるもの。愛が目標だけど恋も恋しい。

でもさぁ
10倍楽しめるってことは、10倍傷つくってことだよね。
人生はまだまだ茨道。


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