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便利さと地球らしい自然を次世代に伝えたい

 温暖化などというものは存在しないとおっしゃる先生方もおいでになる。地球を巡る天候状態はいつも一定ではなく、比較的気温が低い時期や気温が高い気候が続く時代もあるという。確かに、かつて氷河期という地球上の大部分が氷で覆われた時代もあったので、そんなものかと考えてしまう。

 だいたい46億年近くも地球が存在するわけだから、地球の軌道の変化、大気の構成の変化、海流の変化、恐竜を絶命に追い込んだ隕石の衝突などの外的要因、いろいろあっても不思議ではない。

 それにしても最近の気候の変化は明らかに異常であると思うのは私だけではないはず。

 私が暮らしている場所は国内でも比較的雪が降る所である。小さい頃は12月から3月までは田畑には雪がずっとあったように記憶している。まぁ今となっては田畑自体が無くなっているのだが。
 ただ冬は常に雪が有り、屋根からの大きなつららは当たり前の存在だったように思う。雪も少なくなり、つららなんて最近見たこともない。

 ニュースで気温が30度を超えたと大騒ぎをしていたことも、一月に雨が降って目が点になったこともあった。近年は40度の世界になってきた。

 あまり冷房の風が好きでない私も昨年の夏には、命の危険を感じて冷房を使いまくった。生まれて初めての経験だった。

 二酸化炭素などの温室効果ガスは赤外線の反射熱を取り込み温室効果をもたらすと考えられている。あちこちがアスファルトやコンクリートで覆われ、車の数は世界規模で爆発的に増加した。
 すべて第二次世界大戦後の急激な変化によるものではないか。
 まだまだ海や山の面積を考えると何とも言えないが、明らかにこの50年くらいで環境は急激に大きく変わってきていると思う。

 たまたま宇宙に地球と言う星が生まれ、太陽とちょうど良い位置関係にあったために水が蒸発することなく、氷になることもなく、液体として存在できた。そこに生命が誕生する。

 こんなありがたい偶然の偶然の・・・上に我々は生きることができる。

 べた過ぎるが、便利と自然が共存できる美しい地球を次の世代に伝えなきゃ。

【REG's Diary   たぶれ落窪草紙   3月15日(金)】


 

 


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