歴旅京都1日目 広隆寺
昼過ぎに京都へ着いた。チェックインまで時間があるので、荷物を預けてピンポイントでちょこっと回る。しかし、外人の団体が駅周辺を席巻している。夕方ホテルに着きチェックインしたが、それ以来外人としか会っていない。それも白人がほとんどだ。着物を着ている人もいる。外人さん京都好きだよね。
急いでランチしてJR嵯峨野線で太秦に直行。広隆寺に到着。
京都で一番古いお寺。創建年は603年説と622年説があるが、どちらも推古天皇の御代。着手してから完成まで20年くらいかかった説とそれぞれの年にできたお寺が合祀した説があるらしい。開基は秦河勝、この人聖徳太子の優秀な子分、秦氏は大陸文化や技術を伝えた渡来人として有名。伏見稲荷も秦氏の祖霊とする説もある。
上の写真は上宮王院太子殿と呼ばれるが広隆寺の本堂である。
本尊は聖徳太子で、江戸時代より前の資料には上宮太子の呼び名が多かったようだ。そうだ、622年は聖徳太子が亡くなられた年だった。現在の本堂は1730年に造られたものだ。重要文化財の講堂は1165年のものが残っているようだが、相当いじられているのだろう。古刹の火災はどこも昔は避けられない。
ここにはあまりにも有名な国宝、弥勒菩薩半跏像が安置されている。
照明が結構暗い。50体ほど仏像が並んでいる。
弥勒菩薩は本当に美しい、至福。
後は妙心寺、今宮神社、大酒神社を回って満員の嵯峨野線で帰ってきた。
【regs diary たぶれ落窪草紙 4月15日(月〉】
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