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#420:ストレッチの主な種類とやり方

ストレッチは、本来『ひき伸ばす』の意味ですが、 巷には『〇〇ストレッチ』や『〇〇体操』など、たくさん種類があって混乱してしまいますが、一体どう違うのでしょうか。

まず、ストレッチには大きく、筋肉の反動を使わずゆっくり数秒~数10秒間伸ばして静止する『静的ストレッチ』(『スタティックストレッチ』ともいう)と、柔軟体操のように動かしながら、柔軟性のUPや関節の可動域を広げる『動的ストレッチ』(動きに反動つけない『ダイナミックストレッチ』や、最初は小さく、そして次第に大きく反動をつけて行う『バリスティックストレッチ』がある)』に分けられます。

例えば、体を前屈して静止すれば、静的ストレッチ、ラジオ体操のように前屈して反動をかけて元に戻せば動的ストレッチのバリスティックストレッチになり、これらを目的によって使い分けすることで最大限の効果が得られるのです。
ただ、動的ストレッチでいくら反動をかけるといっても、ギュウギュウとあまりにも強い反動のかけ過ぎは、「伸張反射」といって、伸ばし過ぎを『危険!』と感じて、体が逆に筋肉を伸ばさないようにストップをかけてしまう現象が起こり、伸ばすどころか体に負担を与えてしまう場合もあり危険です。

本来、『伸ばす~』が目的のストレッチのやり方とは、『筋肉に痛みや緊張を与えないような力加減で行う』が正解で、この理論だと、『イタ気持ちイイ~』ストレッチも『やり過ぎ』となってしまうのですが、コリや不調を癒して、リラックス効果を得るということも大切なので、その辺りは『自分なりに気持ちよく感じる』ストレッチを行うようにしましょう。

中野坂上治療院
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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