#139:血液型のO型って・・・
血液型といえば、『A型』『B型』『AB型』『O型』の分類が最もおなじみですが、その判定法が発見されたのは、まだほんの百年ぐらいの最近のことです。それまで血液は誰でも同じものであると考えられていました。
二十世紀の始めに、アメリカの学者が『A型』『B型』『O型』の血液型を発見し、その後でウィーン大学の二人の学者が『AB型』を発見した事で、現在主流の四分類方式の血液型になりました。
そこでこんな面白い話しが・・・
先のアメリカの学者の見つけた三つの血液型の中の一つは、試薬を使った研究で反応がなかったことから『0(ゼロ)型』と名付けられていたのですが、他の二つがA・Bで呼ばれていたことから0(ゼロ)をO(オー)と見誤られたまま、世界中に広まってしまいました。そう、それが今の『O(オー)型』なのだそうです。
後の国際連盟の委員会でも、そのまま『O型』と正式に認められてしまい、現在の私たちの日常でも普通に『O型』として使われている・・・というエピソードなのですが、最近はこのエピソードも確かな裏付けがないので本当なのか・・・ということも言われています。
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?