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#20:砂糖などの糖分は、やっぱり体によくないの?

砂糖などの『糖分』は、「体に(頭にも!?)よくない」とよくいわれますが、本当にそうなのでしょうか?

実はこれは大きな間違いで、生物に糖分は欠かせないものなのです。しかも、脳を使う際のエネルギーの源となるのは、ブドウ糖という結果も出ているのです。アメリカの大学での研究では、副腎を摘出して記憶力を低下させたマウスにブドウ糖を注射したところ、そのマウスの記憶力の回復が得られたという報告もあります。
さらに、「疲れた時には甘いものが欲しくなる」とよくいわれるように、糖分は体の機能を維持するためにも必要不可欠なものなのです。最近では、偏食やムリなダイエットをする人が多いですが、これでは体にも頭にもよくありません。ごはん等の糖質を含んだ食品は、他のビタミン等とうまくバランスをとって摂取することです。さもないと、ダイエットよりも先に体をこわしてしまいます。

とはいっても、いくら体に必要不可欠といっても、勿論たくさんの糖分の摂りすぎは、カロリーばかりを増やして体内で脂肪になり、肥満や高血圧等の成人病の原因につながってしまうので、摂りすぎは禁物です。しかしながら、いつも頭を使う頭脳労働者は、ある程度バランスを考えて積極的に糖分を補ってやる方が脳が活発になって仕事がもしかしたらはかどるかも・・・しれませんね。

中野坂上治療院
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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