見出し画像

#127:アニマル・セラピー

アニマル・セラピーの歴史は意外と古く、古代ローマで、戦いで傷ついた兵士達に、今でいう「リハビリ」の目的で乗馬をやらせていたそうです。
動物を飼うことによって寂しさが紛れたり、気持ちが癒されたりするのは昨今いろいろな研究結果が報告されています。精神的な効果はもちろんですが、血圧やコレステロール値が下がるなどの生理的な効果もたくさん挙げられています。

最近では、施設などで動物と共に生活するような、『動物介在活動』と、専門家が目的をもって行う『動物介在療法』という名称で分けられることもあります。自宅などでペットを飼ってかわいがるのも広い意味での動物介在活動の一つといえるのではないでしょうか。

このように、動物は人の心と体を癒す力があるので、感染の注意さえしっかり行えば(触った後には手を洗い、口うつしで食べ物を与えないなど)、とても楽しく効果的な癒し方法といえます。マンションなど自宅でペットを飼えない場合でも、最近では動物を触らせてくれる施設が増えてきていますので、そのような場所に休日にでも積極的に出かけて行って、心と体を癒してもらいましょう。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

この記事が参加している募集

#ペットとの暮らし

18,517件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?