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#121:焦げたものを食べるとガンになる・・・はホント!?

疫病感染拡大が3年も続き、リモートワークで体重増加が気になる方がいらっしゃるかもしれません。
ところで、焼き魚や焼き肉などの焼き物料理で焦げるのは常につきものですが、よく「焦げたものは、発癌性物質があるから食べるとガンになりやすい」といわれて、かなり神経質に焦げ目をこそぎ落とす人を目にしますが、実は結論からいうと、これは取り越し苦労というもの。普通の食事で焼き物の焦げを食べたぐらいでは、人間はガンにはなりません。

確かに、魚や肉などのタンパク質が焦げると発癌性物質が生成されるのは事実です。しかしながら、これが原因でガンになるには、焦げた部分を毎日1トン近く食べ続けなければならないほど大変な量だということも分かっています。
つまり、どんな大食いの人でも、一日に1トンもの量の食事はとうていムリというわけで、焦げた部分を少し食べたくらいは全く心配はいりません。
それよりも、これはあたりまえのことですが、不眠不休や過度のストレス、タバコやお酒の摂取過多の方が体の免疫力を低下させ、ガンになりやすくなってしまいます。
毎日の規則正しい生活をこころがけるようにしましょう。
もちろん快眠快食快便もお忘れなく。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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