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教育学部教授が、動画の倍速視聴以上の学びについて考えた

昨夜は「録画リフレクション対話会」をしました。Zoomのワークショップなどをすると、録画機能を使って簡単にその様子を記録することができます。しかし録画を「倍速」で見るだけだと「学び」は小さいかな。もったいないです。
 
 
録画は「ABD読書法」(1時間半ほど)のワークショップです。実際のワークショップに参加したのはわたしとテクニカルホストの方の2人だけ。ほかの4人の参加者は仕事の合間に「倍速」でそれを流し見したていどです。
 
 
手探りでスタートしましたが、参加者が自分の実感を「(よい意味で)言いたい放題に」語り始めると、録画コンテンツが徐々に立体的に見え始めます。参加者の共通関心が立ち現れて、それが「気づき」を深掘りしていく感じです。
 
 
たとえばABD読書法の学びの本質とは何か?!事前に(詳細に)作り込まれたリレー・プレゼンなどの「学びのしかけ」(場づくり)、しかしそのファシリテーションではその場に対するすべての「コントロールが放棄」されます。
 

1時間半が本当にあっという間でした。この対話会のベースしたのが「リフレクティブな学び方」です。参加者が「リフレクティブな学び方」を感覚的に理解することでイッキに共創造が加速されるようです。面白くなってきました。

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