『外資転職思考法とGAFAでのキャリアデザイン』を読んで

IBM→マイクロソフト→Amazonと外資で転職経験してきた著者のキャリアデザインに関する実体験が書かれている。

【比喩表現】
キャリアはハシゴではなく、ジャングルジム
→単に最短ルートを目指すようなものではなく、縦横無尽に、時には一時的な後退も含めて自由にデザインできるのがキャリアの良いところらしい。

キャリアを考えるにあたり、変に思考を枠にはめて考えなくてもよい、あらゆる行動や意思決定が最終的にプラスに捉えられるなどの示唆に富んだ表現だと思った。

【自分を知る】
自己分析ツールとして、ストレングスファインダーとMBTI診断をオススメしていた。
後者は無料で受検でき、試したところ私はエンターテイナータイプだった。いろんな切り口で自分のことを振り返るのは良いね。
ただ、しっかりその事実から自分の過去の特徴に解釈を加えたり、周囲の人に伝えられるか、というと不十分。こういうアセスメントは受けて終わりにならない仕組みが必要なんだと痛感。

【内省支援】
筆者の実体験の中で、良いマネジャーの存在、良いメンターの存在をあげていた。

マネジャーは本人のキャリアに大きな影響力を持つ人だと思う。それなのに多忙すぎてそこに手が回らないなんてことも。マネジャーこそ立ち止まってキャリアを考える時間が必要そうと思わずにはいられない。

メンターは本人の心の状態をチェックしたり、推奨されるアクションを教えたりと幅広い支援をするみたい。カウンセリング、コンサルティング、コーチングとどう違うのか、勉強不足だと感じたので、そういうnote漁ってみよう。

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