【小説】猫と珈琲と死神❼
<事件発生から6日後と7日後の間>
小説『猫と珈琲と死神』をお読みいただき、ありがとうございます。
事件の捜査は一向に進展せず、玉城ゆきな宅への家宅捜索が迫る中、刑事の志摩は焦りを覚えます。
このまま有力な手掛かりもなく、望まぬ方向へ捜査が進んでいくのでしょうか?
突然ですが、本作には探偵役が存在しません。
そもそも、この物語に探偵は必要ありません。
なぜなら、これを読んだ読者に犯人を推理してもらいたいからです。
問題:猫矢ノアを殺害した犯人は誰でしょう?
考えていただくのは、フーダニットのみ。
ハウダニット、ホワイダニットは一切考慮する必要ありません。
ここまでの物語をお読みいただいた上で、事件の『犯人』を推理してください。
推理の条件は下記のとおりです。
①当てるのは『犯人の名前』です。
②動機、殺害方法を考える必要はありません。
③作中の登場人物は、全員が『真実』を話しており、嘘をついている者は一人もいません。
④犯人は作品内に登場しています。
この問題は、物語の中に散りばめられたヒントを元に、極めて論理的に答えを導き出すことができます。
改めて物語読み返す際は、下記のリンクをご利用ください。
ぜひ、犯人を予想してから、最終話をお読みください。
<つづく>
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?