心理的安全性の作り方

Googleの社内調査でも、成果の出るチームの特徴として、「心理的安全性」が高いという結果が出ている。

では、何でも率直に言い合えるような「心理的安全性」が高い状態のチームを作るにはどうすれば良いか?

過去、トライアンドエラーをしながら、成果がるチームを作ってきた経験からポイントを伝えたい。

①誰が何をしているか、皆がある程度理解している。
チーム内で、誰が何をしているか、meetingや1on1、タスク管理ツールでしっかりと共有され、皆がどんな仕事をしているか理解している。これにより自分自身の仕事も、見てもらえているという安心感が生まれる。特にリーダーは、メンバーにこの感覚を与えることを意識すると良い。ちょっとした承認、声がけが、メンバーにとっては安心感に繋がる。

②定期的に、話せる場がある。
ルーティンのmeeting や1on1を通して、自分の現状や課題、困りごとを聞いてもらえる環境が必要である。meeting や1on1をリーダーの指示や確認のためだけの時間にせず、メンバーの課題や困り事も聞く場にする。この時、どんな話でも一旦受け止め、聞いてあげる必要がある。聞いてもらえることで何でも言える状態になってくる。

③期待とフィードバックを伝える
期待する成果や成長をリーダーとメンバー間でお互いしっかりと握り、その上で、リーダーからメンバーに対して、期待に対する承認やフィードバックを定期的に行う。これが凄く機能するのは、お互いの信頼関係が構築された状態の時なので、信頼関係構築のため、しっかりとメンバーの話も聞いて、関係性を構築しておこう。

①、②だけだと、成果が出ない仲良しチームになりがちだが、③もできると成果の出るチームになる。チームの「心理的安全性」はリーダーが中心に作るもので、メンバーと向き合う覚悟を持ち、エゴを捨て、「どうすればチームが良くなるか?」を日々考えることで実現できる。

#心理的安全性 , #1on1 , #成果の出るチーム


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