マガジンのカバー画像

インパクト評価

3
運営しているクリエイター

記事一覧

キャッシュフォーワーク2020の参加者の91%が離職やシフト減少による収入減少を経験(第1回参加者調査)

キャッシュフォーワーク2020の参加者の91%が離職やシフト減少による収入減少を経験(第1回参加者調査)

コロナ禍で困窮する若者が地域や社会の課題解決を目指す「キャッシュフォーワーク2020」は、休眠預金等活用事業からの資金提供を受け、13団体に約1億7000万を提供する日本でも最大規模の助成プログラムです。

本事業は規模のメリットを活かし、定期的なアンケート調査を、日本でも組み込んでおり、そのデータをもとに助成事業の迅速なPDCAを行い、得られたデータをもとにキャッシュフォーワーク手法を広く社会に

もっとみる
CashForWork2020 Impact Reportーコロナ禍で職を失った若者は地域の復興にどう貢献したか?

CashForWork2020 Impact Reportーコロナ禍で職を失った若者は地域の復興にどう貢献したか?

本レポートの構成本レポートは、2020年度に休眠預金を活用して行われたコロナ禍でのキャッシュフォーワーク手法(以下、キャッシュフォーワーク。2020年度事業を指すものはCashForWork2020と統一した)の実践の結果を報告するものである。

コロナ禍では、約50万人の完全失業者と約600万人の休業者が生まれたが(ピーク時、総務省統計局労働力調査による)、キャッシュフォーワークはこのような職を

もっとみる
ソーシャル・キャピタルか職業スキルか?-支援の因果関係と効果の継続可能性

ソーシャル・キャピタルか職業スキルか?-支援の因果関係と効果の継続可能性

リープ共創基金が取り組むキャッシュフォーワーク2020の助成プログラム。NPO法人やソーシャルビジネスに提供した資金は、12団体に約1.7億円にのぼる。この資金を活用して雇用された若者は、216名になった。

1.7億円という国内最大規模の助成金は、有効に機能したのか? 助成事業の成果はどう測るべきなのか? 資金の統括団体となるJANPIAや実行団体の方々も交えながら、キャッシュフォーワーク20

もっとみる