フリーランスエージェント(SES事業)始めてみました。

皆さん、お久しぶりです!

今年3月に大学を卒業したJigamiです。
学生の頃からインターンをさせてもらったベンチャー企業を
数年以内に大きな会社にする事を決意し、正式にジョインしました。
現在は新規事業の立ち上げに奮闘しています。

タワマン生活, ホテル生活, 以前営業していたBarでの寝泊まり生活を経て、
現在はマレーシアに滞在しながら仕事をしています。

この1年半でかなり多くの出来事が起こりましたが、
詳しい話はまた何処かでしようと思います。

今回は、最近新しく始めたフリーランスエージェント(SES)事業について少し書きたいと思います!

この事業を始めた経緯

一言で表すと「会社としての強みを生かし、より多くの人に貢献する」ためです。

各業界でもDX化が推進されると同時に、ITエンジニアの需要は拡大していると感じています。
不動産業界でも、デジタル改革関連法が成立したことにより、2022年5月から不動産契約が完全にオンライン化することになりました。(家を借りる際も電子書面で契約が可能になりました)

このように市場がかなり大きい不動産業界でも、古くからある既存システムをIT化する動きが出てきています。

①不動産仲介業と仕組みが似ている

これまで1年半ほど、
不動産仲介業を1から立ち上げ、営業を行ってきました。
不動産仲介業は「家を探している人」と「家を貸したい人」を繋ぐ仕事です。
これからやろうとしているフリーランスエージェント(SES)事業は「エンジニアを探す企業」と「案件を探しているエンジニア」を繋ぐ仕事。

業種としては全くの別物ですが、
お互いの意見をすり合わせつつ、良い着地点を探して、円滑に取引ができるようサポートするという部分では同じだと感じています。

不動産仲介業では、立ち上げから約1年で500組ほどの家探し相談を受け、約100組の仲介に携わりました。

この経験とIT業界の知見を生かし、
双方のニーズを丁寧にヒアリングし、より適切な提案をするという部分では、フリーランスエージェント(SES)事業でも他社に負けない大きな強みであると考えています。

②もともとITに強い会社である

以前に立ち上げた「とくとく不動産」というサービスブランドでは、
不動産契約をオンラインで契約まで完結する仕組みに加え、
自社独自の仕組みによる広告媒体への物件掲載の自動化など
ITに強い不動産屋として営業をしてきました。

そのITにおける強みは、
フリーランスエージェント(SES)業界でもっと活かせるのではないか
と考えました。

また、私を含め、営業メンバーも技術について知見がある事も大きな強みです。

エンジニア側「〇〇というファイルを探してください!多分〇〇というディレクトリ配下にあると思います。」
営業側「了解です!grepコマンドで探してみます!」
という会話になるのも日常茶飯事。

「えっ、IT企業なのにITについて詳しくない会社なんて存在するの?」
と思われがちですが、
予想以上に技術の知識がない営業マン, 会社が多く存在しています。

この後に少し記載させてもらいますが、
人を横流しするだけで利益が取れるビジネスだからです。

フリーランスエージェント(SES)の課題として、
技術について分からない営業が多く存在していることから、
・ミスマッチな案件を紹介
・炎上案件を紹介
・スキル感より低い単価を提示される
が挙げられます。

そういったエンジニア側が抱える課題や不安を
多く解決していきたいと考えています。

実際に参入して分かった事

①本当にあった家電量販店案件

「未経験でもエンジニアになれる」という募集要項を見て入社したら
家電量販店の営業をやらされた、というエピソードを聞いた事があります。
都市伝説かと思っていましたが、
本当にありました、家電量販店案件。

「稼働が空いている新卒, 未経験者の方にオススメです!」

と募集要項を確認し、見てみると

<応募条件>
・ヒューマンスキルがある方
・笑顔が素敵な方
・接客がお好きな方
との記載が。

業務内容には「接客」の文字。

ヒューマンスキルってなんだよ…
と思いつつも、こうやってSES企業に入社したメンバーが家電量販店に飛ばされていくんだなあと思いました。


②横流しするだけのエージェント

A社(案件元)
↓100万で依頼
B社(30万円抜いて渡す)
↓70万で依頼
C社(30万円抜いて渡す)
↓40万で依頼
D社(エンジニア所属会社)

このB社, C社のように横流し生業としているSES会社が存在しています。
また、D社も含めて技術についての知識がない営業マンがかなり多い。

B社とC社の仕事内容は、
案件情報と人材情報をマッチングさせる事。

「PHP3年以上」という案件があれば、
D社のようにエンジニアを抱えている会社から
「PHP3年以上の経歴書」を探す作業になります。

D社に所属する営業マンがスキル感や相場観を把握できていなければ、
A社が100万で募集している案件を40万で受注してしまう
なんてこともあり得る話です。

「あなたに合う仕事はこれしかないです」と紹介されたとしても、
実はもっとスキルに見合う仕事があるかもしれないし、
単価がもっと上がる可能性も十分にある。

エンジニアにとってはリスクだなと感じました。

フリーランスエージェント(SES企業)の闇について

ここでお話したのは一例で、
約2ヶ月立ち上げてきて感じた事は多々あります。

もちろん、その中でも素晴らしい理念と体制で経営されている会社もあるので、会社を見極める目は非常に大事だなと感じています。

もちろん、より多くのエンジニアのお役に立てるよう事業を展開していくつもりです。

ここでは書ききれないSES企業, フリーランスエージェントの闇, 優良企業の見分け方についてまとめたファイルを、
以下のLINE@に登録していただいた方限定で配布しています。

・今後フリーランスとしての活動を考えている方
・既にSES企業で働いている方
・これからエンジニアとして働こうと考えている方

に少しでも参考になれば幸いです。


<今後開催予定のエンジニア交流会>

<直近の求人案件情報>



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?