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最近悩むことなど

ついこの間、「サマータイムが終わった」という記事を書いたつもりでしたが、イギリスではもうサマータイムが始まりました。

時が経つのは本当に早いものです。

先日、いよいよ職場へ"Notice"(辞表のようなもの)を提出しました。
私のナイト・ポーターとしての仕事も残り1か月。

結局、ナイトのまま終わりそうです。

「もう少し他の経験をしてもよかったんじゃないか」

日本への帰国の日が近づくにつれ、こんな気持ちが強くなります。

当初、日本を出国した時に思い描いていたようなイギリス生活とは全く異なる現実に、これまではそれなりに満足してきたものの、若干の後悔のような気持が芽生えているのかもしれません。

そして同時に、将来に対する不安でしょうか?

イギリスに2年近く住んだにも関わらず、英語も、仕事のスキルも、なんというか、中途半端。

イギリスの大学院へ進学することを決意し、授業料の前納金も払ったものの、果たして大学院へ進学して学ぶことが、私のキャリアや、社会への貢献に、どれほど活かすことが出来るのだろう?

特にイギリスの大学院への留学となると、かかる費用が膨大。

現状お金が足りないので、お金を借りて進学することになりそうなのですが、その費用対効果を冷静に考えると、あまり賢い選択とは言えません。

でも、自分の年齢や、タイミング的なものを考えると、投資するなら今がベストのような気もして…。

ある意味ギャンブルのようなものです。

先が読めない。そして自信がないからこその不安。

きっと私は、「やりたいことだからやろう」と言って進んで行くのでしょうが、この不安も、成長への一つの過程なのでしょうか?


"This is rubbish"


もう一つ、悩みと言えば、自分の口下手さ。

最近ふと気づいたのですが、英語で会話をしていて、相手から、

「How have you been?」
(最近調子はどう?)

と聞かれて、

「It's been busy, I'm just working hard.」
(とても忙しい。ただひたすら働いているよ。)

なんていうやりとりが、テンプレ化しています。

なんというつまらない回答でしょう!

思い返せば、日本語で話しているときもそうなのですが、私は自分の話を面白く語ることができません。

世の中には、日本語話者であれ、外国語話者であれ、日常の些細な出来事を、面白おかしく語ることが出来る人たちがたくさんいます。

一方の私はと言えば、面白い出来事さえ、面白く語ることが出来ないのです。

「そんな自分を変えたい!」

と、「人と違う経験をすれば、面白い人間になれるはずだ!」という思いから、思い切って日本から飛び出してみたのですが、結局イギリスにきても、自分が大して変わっていないことに気付いてしまったのです。

どうやったら、面白い話をすることが出来るのか。

これが解決しないことには、英語のスピーキングの上達も見込めないのではないか。と、思い悩んでいるところです。

下手したら、私の生涯かけての研究課題になるかもしれません…。




何はともあれ、泣いても、笑っても、私のイギリスでのワーキングホリデー生活は残り1か月半。

頭の中では紋々としながらも、それなりに"今"の生活を楽しんでいます。

残りの時間が、惰性にならないよう、ぼちぼち暮らしていきたいと思います。

それでは、また。





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