アメコミ原作映像作品を勧めたい②

前の記事はこちらをご覧ください。

https://note.com/redwhite_stripe/n/nfd90baf05b4

今回は前作で紹介したマーベルコミックスの近年の実写化作品について書きます。

00年代のマーベル作品といえばやはり「スパイダーマン」(2002)に始まるサム・ライミ版スパイダーマン3部作、そして「X-MEN」(2000)シリーズがあげられると思います。

スパイダーマンに関しては「スパイダーマン3」(2007)までは続き物の話ですが、3の興行成績がイマイチだったため、3でサム・ライミ版は終わりました。そして仕切り直しで「アメイジング・スパイダーマン」(2012)、「アメイジング・スパイダーマン2」(2014)が製作されますが、こちらも2の客入りがよくなく、2作で打ち切られてしまいます。しかしこの2つのスパイダーマンの映画があったことから日本ではスパイダーマン人気が出たと言っても過言ではないと思います。

そしてもうひとつ、「X-MEN」(2000)です。このXメンシリーズはすごいです。何がすごいかというと、同じ世界観で12本の映画が作られているということです。残念ながら制作会社の20世紀フォックスが撤退し、ディズニーが買収してしまったためこのXメンシリーズは「X-MEN: ダーク・フェニックス」(2019)で終わってしまいました。でも約20年続いたスーパーヒーロー映画はこれが初ではないでしょうか。

ちなみに「X-MEN」(2000)はヒュー・ジャックマンの出世作です。「レミゼラブル」や「グレイテストショーマン」を見たことがある人は多いと思いますが、あのヒュー・ジャックマンです。Xメンではウルヴァリンという手の甲からブレードが出る役(冷静に聞くとヤバい役やな)で、めちゃくちゃワイルドでかっこいいです。

ちなみに日本でも大ヒットした「デッドプール」(2016)は一応Xメンのスピンオフという位置づけです。本家よりヒットしました笑

Xメンに関しても語りたいことが山ほどあるので別の記事で語りたいです!

と、いうことでこのふたつのシリーズを踏まえて、「アイアンマン」(2008)が始まりました。そして「インクレディブル・ハルク」(2008)、「アイアンマン2」(2010)、「マイティ・ソー」(2011)と続くわけですが、これらの作品、一見それぞれのヒーローの話ですが、実は同じ世界で繋がっていて、エンドロール後に今後に繋がるおまけ映像があるというアツい展開!!!

そして「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011)に続き、そして今まで公開されたヒーロー+αが「アベンジャーズ」(2012)で集合するわけです。これがまたアツい。「アイツとアイツが一緒に戦ってる…(涙)」となるわけですよ!日本で例えたらルフィと悟空と幽助と星矢が一緒に戦ってるってことですよ!(たぶん)

そんなわけでシリーズ化されるわけです。それぞれにフィーチャーした作品が公開されたあとに集合する流れ。その流れは「フェーズ」と称され、前述した「アイアンマン」から「アベンジャーズ」までの6本がフェーズ1となっています。次の

「アイアンマン3」(2013)

「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」(2013)

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014)

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014)

「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015)

「アントマン」(2015)の6本がフェーズ2、

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016)

「ドクター・ストレンジ」(2016)

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(2017)

「スパイダーマン:ホームカミング」(2017)

「マイティ・ソー/バトルロイヤル」(2017)

「ブラックパンサー」(2018)

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018)

「アントマン&ワスプ」(2018)

「キャプテン・マーベル」(2019)

「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)

「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(2019)の11作(多い)がフェーズ3となっています。そして今年秋公開の「ブラック・ウィドウ」(2020)からがフェーズ4の始まりです。(ちなみにこの一連の世界観、ユニバースを「マーベルシネマティックユニバース(MCU)といいます)

さて、ここまで今まで読んでいただいた方はお分かりかと思いますが、作品数がめちゃくちゃ多いです。でもこれをぜんぶ見るとマジで感慨深いし、達成感もあります。でもかいつまんで見るのもひとつの手です。どれから見るのがいいかはググってみてください(笑)ぼくはすべてを順番に見ることをおすすめします。そしてエンドゲームまで見たらマジで泣きます。ほんと。

そして今後…前述したようにXメンが20世紀フォックスから出たことにより、今後MCUにXメンが合流するのでは?という話もあります。超たのしみです。

これがMCUの話。

そして今度はソニー・ピクチャーズオブマーベルキャラクターズ(SPUMC)の話をしたいとおもいます。

さてSPUMCとは?

スパイダーマンはもともとソニーが持っていました。ですが「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でMCUに合流できましたが、現在ソニーが所持しているため、異例のソニーとマーベルスタジオ(MCUを作っている会社)両方に所属するキャラクターとなっています。なのでソニーはソニーの独自のユニバースをもっています。

2018年公開されたヴェノムを見た方はいますか?

あれもマーベルのキャラクターではありますが、MCUとは関係がありませんでした。ただ、スパイダーマンがソニーとマーベルスタジオとすったもんだがあったあと、2社を繋ぐキャラクターとして確立し、今後MCUとSPUMCを橋渡しする存在なのでは?と言われています。今後ヴェノム2やモービウスなどが計画され、どんどんマーベルの世界が広がっていくのが期待されます。

いやー楽しみ!!

次はDCの話をします。

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