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チームとは

皇后杯でSunflowersに負けたRedWave。
負けた直後、いろいろな不満をSNSでぶちまけてしまったことを猛省したこの3日間。

チームからのゲームリポートで読んだBTのコメント、またルイ、シィのコメント。またバスケ関係のアカウントでアップされていたルイの記事など、隅々まで拝見しました。

いろんな苦しみがあるのは痛いほど伝わりました。ただ、それを乗り越えてこそ強くならないといけないと思いますので、私も少し頭を整理して書き留めたいと思いました。

負け方にも色々ある。

選手やチームは悔しくない負けなんてないと思います。でも私はファンとして悔しい負けと悔しくない負けがあります。

昨シーズンの開幕第二戦のENEOS戦。またDENSOとの第二戦、今シーズンの日立ハイテクとの第一戦なんかは清々しいくらいの負けで、選手たちの気持ちも伝わったし、それを上回る相手チームの素晴らしいできだったと思います。

逆に昨年の皇后杯のアイシンAW戦、今回のENEOS戦は感情が溢れてしまうくらいの悔しさと不満が残る試合でした。

じゃぁ何がその気持ちの違いを生むのか。

うまくいかない、シュートが入らない、そんなのはどのチームだって起こり得ることです。そのときにチームが流れを引き寄せるためにどう戦うか。そこだと思います。

今回のENEOS戦で言うと渡嘉敷選手は1Qの終わりに怪我をして、恐らく自分でもこれは結構大ケガだなと感じたと思います。それでもベンチから仲間に声を送り続け、RedWaveの追い上げを許さなかった。もしかしたら許す雰囲気を与えなかったと言う方がよいかもしれない。

一方RedWaveのベンチはシュートが入らない仲間にベンチから声すらかけられない、コートで必死に頑張る仲間を盛り上げられない。そんな雰囲気でした。それは交代でベンチに戻った選手も同じで全員に言えることです。

今シーズン、ファンが声を出して応援できない状況で私が一番声を出したかった瞬間です。その言葉とはいつもの「Go RedWave!!」ではなく「ベンチ声だそうよ❗」です。

キャプテン、そしてベテランの役割

ルイ、シィのコメントを見て思ったのは「かなり背負いすぎてるな…」ってこと。
かつてルイがまだまだ若手の時、キャプテンに指名され、年上の人達ばかりのなかでどうチームをまとめればいいか苦労していました。そこでこれまでのバスケ人生の中でキャプテンを努めたことがないウィルがキャプテンを引き受けてやり遂げてくれました。そのあとルイがキャプテンに戻ったときは同級生のシオリがサポートしてくれました。

それはルイがいずれ年長の世代になったときにしっかりとキャプテンができるようにというサポートだったと思います。ルイは今、これまで仲間してくれたサポートを思い出し、実践していかなければいけないと思います。

ただ、それを背負い込みすぎて潰れないようにしなければいけません。
そのためにできることはなんなのか。。

若手に責任を与える

ルイも言っているように昨シーズンまではフロントコート陣はリー、バックコート陣はウィルがまとめてくれてました。
その二人はベンチスタートが多かったので、きっとベンチでも若い選手にアドバイスしたりしてたんだと思う。
そしてコートに立ったときには精一杯チームとしてやるべきことを示してくれてたんだろうなと想像できます。

今シーズンはどうだろうか。
スタメンがコートに出ている間、ベンチにいるのは若手ばかり。点を取ったときには盛り上がるが、上手くいかなくなったときに選手を励まし、鼓舞するところまではいかない。

ベンチメンバーを見渡したとき、今それができるのはニチカなんじゃないかなと思う。いい意味で空気を読まず、明るく元気にはしゃぐニチカはそんな役割には適任。
そして、若手のなかでも中心的な存在になりつつある😌

ルイがコートにいる間、ベンチをニチカに託して盛り上げてもらう。そしてルイはベンチに下がったときでもしっかりとコートの選手に大きな声でアドバイスする。そう、ENEOSの渡嘉敷選手のように。。

キャプテンの責任を背負いすぎず、仲間のなかから指名してその一部を託すのもキャプテンの仕事なのかなと。
ルイやシィがしきりに「声を出して引っ張るのは得意じゃない」と言う。
苦手を克服するのはアスリートとして当然目指すべきことなのだろうが、得意な人に「任す」というのは仕事をする上で大事なこと。
結果それがルイちゃんの後、RedWaveを任される選手たちの成長にも繋がるんじゃないのかな。

RedWaveに望むこと

RedWaveはホントに仲のよいチームだと思う。でも年代の差は結構あると思う。一つになりきれてない。
頑張っている仲間を全力でサポートしてみんなで勝利する。年代関係なく。それがまだまだできるはず💪

今回試合を見たENEOS 日立ハイテク DENSO にはその点ではRedWave全く勝ててない。ベンチの雰囲気が天と地ほどの差がある。
私が負けに納得がいかないのは間違いなくそこ。

「ホントに弱いことに気づいた」とルイが言うように、今RedWaveに上位チームらしさはない。正直「中の下」位だとおもう。
だからこそ相手に向かう姿勢をいろんな場面で見せてほしい。

今日の決勝戦。コート上の戦いは熱くなるのは間違いない。でも私は両チームのベンチの雰囲気をじっくり見てみたいと思います。

最後に
RedWaveは常に最高の「チーム」であってほしい。
だからもう一度思いだそう

One Team , One Heart

どんなときも応援します。💪
ファンもチームの一員だと思ってますから👍

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