パッケージに込めた想いと制作の苦労- アルポカ温泉郷
こんにちは。
株式会社レッドビジョン・クリエイティブチームの熊澤です。
私は現在、アルポカというブランドでウェブサイト、LP、広告クリエイティブなどを担当しているWebデザイナーです。
アルポカ
「人生ごと温める」をブランドコンセプトとし、身体の冷えに悩んでいる女性のために、温活サポート商品を心まで温かくなるようなサービスとともにお届けするブランドです。
今回は、私が初めて経験した「アルポカ温泉郷 〜椿の湯〜」という入浴剤のパッケージデザインについてお伝えしたいと思います。
自分がデザインした制作物について発信するのは初めてなので、ドキドキワクワクしております。
アルポカには、「アルポカちゃん」というマスコットキャラクターがいます。「アルポカ温泉郷 〜椿の湯〜」は、「アルポカちゃん」が椿の温泉に入ってリラックスしているイラストと温泉郷をモチーフにしたロゴと配色で、椿のイメージを表現しています。
冷えに悩む女性向けに、アルポカの親しみやすさも伝わるようなデザインを目指しました。
■アルポカ温泉郷のロゴマーク
「アルポカ温泉郷」のロゴは、上部で山と太陽を、下部のカクカクしている線で温泉郷の街並みをイメージしています。
また、丸みのあるフォントを用いて、ロゴ全体で「アルポカちゃんたちが集まる温泉郷」と優しさと親しみを表現しています。
■アルポカ温泉郷のラベル
このラベルは、香り・成分別にシリーズ展開を想定し、統一感が保てるようにデザインしています(人気がでてシリーズ展開したら嬉しいです笑)。
「アルポカ温泉郷」のラベルは、左側にアルポカ温泉郷のロゴマークと入浴剤のシリーズ名があり、右側に温泉に入っているアルポカちゃんのイラストを添えています。
香りや成分のモチーフによって、温泉に浮かぶ花なども変わる想定になっており、カラーやイラストからも商品の効能やイメージを連想していただきたいと思いました。
■アルポカ温泉郷のパッケージ
この入浴剤には無添加100%の椿オイルや豆乳、ホホバオイルなど保湿・美白に関わる成分がたっぷり入っています。
ナチュラルな雰囲気をパッケージからも感じ取っていただくためにクラフトのパッケージを使用いたしました。
■制作で苦労したこと
せっかくなので制作で苦労したことをいくつか書こうと思います。振り返ると、下の2点が大きく苦労したことでした。
・デザインが決まらない、迷子になる
・プレゼンが全然上手くできない
デザインが決まらずにPinterestやブランディングの本を読み漁ったり、店舗にパッケージを見に行ったりしてました。
自分の中で、ある程度のトンマナなどは決めていましたが、いろんなところからのインプットに影響され、デザインに方向性も、まとまりもありませんでした。
「コーヒー豆を参考にしました」と言ってチームミーティングで時が止まったのを今でも覚えています。入浴剤のパッケージで誰がコーヒー豆でOK出すのかとフィードバックされるくらいに迷子になってました。笑
チームにプレゼンする場では、自分でも「正解が分からない」という感覚で、自信もなかったと思います。
提案もどのように考えてデザインしたか発表するよりも、「今回はこんな感じでデザインしたのですがどう思いますか?」などと最初から相手に委ねることが多かったと思います。
「なんでこのパッケージなのか」「誰が使うのか」「どのように使われるのか」「どのような情報がいるのか」「ユーザーにどう思われたいのか」
「チームにどう説明するのか」などパッケージのデザインをする上で最初に戻ったり、説明するのが苦手なので、最初に何をどうチームに説明するか考えるなどし、どうにか完成することができました。
■さいごに
いかがでしたでしょうか?
楽しんでいただけましたでしょうか?笑
「アルポカ温泉郷 〜椿の湯〜」のデザインに込めた想いと、制作時に苦労したことの話でした。
取り組んだことない領域のデザイン業務をする方の背中をおせるような記事になっていたら嬉しいです。
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