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【※要注意】養育費を支払っている方へ

鈴木正行です!

俺は離婚し、養育費を娘2人に各10万円ずつ支払っていました。
1ヶ月20万円の振り込みですね。

ある日、友人の弁護士先生が言いました。

「鈴木さん、離婚してもう9年くらい経つんですね。
 元奥さんの戸籍謄本を取ってみてはいかがでしょう?
 それだけ経つと、再婚している可能性があります。」

私は、向こうが再婚しているとは微塵も考えず、養育費を送っていました。
何も聞いていなかったからです。

他人なので、元嫁の戸籍謄本は取れませんが、
元嫁と一緒に暮らしている実子の分は
実の父親であれば市役所、区役所などに行けば取ることができます

離婚後、音信不通となり
どこに住んでいるかわからない。

そんな人もいるのではないでしょうか?
しかし、どこにいるかわからなくても
親であれば、子どもの戸籍謄本を取得することができます

俺の話に戻します。
期間が経過していたので、かなり引越をしていました。
謄本を取ると、除籍していて次の謄本に移っていました。
子どもと元嫁は、県を跨いで転籍しまくっています。

どんだけ戸籍移してんだ・・・。

戸籍謄本を取れるのは、当時在籍していた土地の市役所、区役所
ですので、電車を乗り継いで転籍先へ取得しにいきました。

私の常識では考えられないほど住所を変えていたので、
戸籍謄本取得は時間とお金がかかりました。

その甲斐あり、最終的には
元嫁は、2年前に再婚していることがわかりました。
さらに子ども2人は養子縁組している
のです。

新しい父親が、2年前からいたのです。

うおおおおおおおおおい、ちょっ、待てよ!?

養子縁組をすると扶養義務が縁組した父親に移るので、
俺の養育費は減額対象
になります。

これを、わざわざ連絡すると養育費が減額になる

不労所得毎月20万円が減るのは惜しいので
新しく養子縁組したにもかかわらず、
元夫はミツグくんとみなして連絡せず、貢がせていたんですね。

これが良いか悪いかという話ではありません。

気づかなかった俺が悪いです。


元嫁の気持ちはよくわかります。

毎月20万円もらえているのに、わざわざ連絡して減額させる必要はないという価値観、わかります。
再婚後2年間、毎月20万円24ヶ月、480万円もらえていたのです。
素晴らしいですね。
生きる知恵に感心します。

俺は、子どもに新しい親ができたことなど
何も知らずに振り込んでいました。

今回、私が伝えたいのは、先ほどの弁護士先生の言葉です。

「鈴木さん、離婚してもう9年くらい立つんですね。
 元嫁の戸籍謄本取ってみてはいかがでしょう?
 それだけ経つと、再婚している可能性があります。」

弁護士先生がこのようにアドバイスをするということは、

相手が再婚してるのを知らず
養育費をもらい続けてる人は
世の中にたくさんいる。

と、いうことです。

「再婚したら伝える義務」などを
養育費支払い契約の際に、契約書に書いていたら
教えてくるかもしれませんが。

そういう義務もなければ、教えなくてもいいのです。

そう。再婚しても相手に言わなきゃいい。
法的にもOK!


気づかないやつが悪い。という世界でした。

気づいてから、弁護士を立てて減額調停しても
それまでに払い続けた分は返還義務一切なしです。

不労所得の月額課金を、どれだけ相手に気づかせずにもらい続けるか?

養育費をもらう人の「お得ゲーム」でした。
損することはなく、得しかないゲームです。

今回、私はひょんなことから気付けましたが、
世の中には、ずっと気づかず払い続けている方がいるかと思い
この記事を書いています。

離婚してから2年以上、経過している方は、
子どもの戸籍謄本を所得し、今現在新しい父親がいるか定期的に確認されることをお勧めします。


法に罰せられない合法詐欺師みたいな人が、
世の中には普通にいるんだなあ、と今回思い知りました。

人生って面白いですねえ。

養育費を支払っている方は、忘れないで参りましょう。



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