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富野監督の「普通」論から考える、努力と執着の差異について

Zガンダムについて調べていて、富野由悠季監督が身体について語っていたものを探していたらこんなものがヒットしました。 ここで富野監督が提示された健康論は、自分の最近考えていたこととも相似形であり、とても面白くて、よく分かるものでした。 富野監督の「普通」のパラドックス論 富野監督は、身体の健康を「時代によって変わることがある」「規準」としての「普通」さという側面から考えます。ちょっとギリシャ哲学のアレテ—っぽいですね。 「普通」の事例として、声優やミュージシャンであれば

    • 排他と包摂の交錯~『ハンター×ハンター』キメラアント編×橘玲『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』~

      ゼブラックで現在(1/5)無料公開されている『ハンター×ハンター』(以後『HxH』と表記)のキメラアント編を読んだので、思いつきを書き出しました。 キメラアント編の内容自体は半年前位にざっと日テレアニメ版を流し視していたので既知のものではありましたが、今回同時期に読んでいた本と合わせて思索していたら解像度が上がってきたので、これは抱負的にも書くしかないだろうと。 『HxH』におけるキメラアント編の位置付け ・追うもの(ハンター)を追うもの(ハンター)というタイトル通り、メ

      • ぼちぼちnoteを始めていきたい/あるいは、メディアにおけるテクストについて

        初めまして、Truthです。大学で哲学を学ぶ三回生です。 今に至るまでnoteもVlogも読み専で、何かを思いついたらメモ帳とtwitterに垂れ流したり、まとまった形ではsteamストアのレビューや授業等の必要に応じてまとめるのみであり、自分自身はそれで満足していたのですが、そうした思考・構想をnoteやVlogを通して一定の形にしていく一定の意義や重要性を感じ、オドオドしながら書き出しています。 なぜ私はnoteやVlogといったメディアで書かなければいけないか につい

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