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六畳間の幸せ「PERFECTDAYS」映画感想
自分はこの映画に関してあまり評価はしてなかった。
これを作った、作らせた人間達の魂胆がどうも気に入らんなとか、これが「パーフェクトなディズ」とは如何なるものか?という思いもあったので。
ただ最近、又吉(ピース)が動画でいってることをみてちょっと理解した。
又吉さん(一応)がいうには、自分も売れてない頃は六畳風呂無しの部屋に住んでた。そこは側に好きな文庫本があって、テレビのリモコンもあってって全て手が届く範囲にって完璧だった、つまりこれがPERFECTDAYS。
例えば外に出ればそれはそれで楽しいかもしれないが、手の届かないモノばかりになってしまう(つまり全能感は失われる)。
そう言われればそれが〈満ち足りた世界〉だというのは理解できるなと。
ただ平山もいろんな変遷を経て(おそらくは家族との軋轢や挫折があって)今を完璧に生きようとしてる、ということは留意しておきたいなと。
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