ハッピーバースデー深川さん。

自宅のドアを開けるとビスと田中が立っていた。

今日は深川さんのお誕生日なんでちゅう。そこで何かプレゼントをあげようと思って。

2人で相談に伺いました。何がいいですかね？

うーん・・・

私は暫く考えてから、

3人でショートショートを作ったらどうかな？

そう2人に提案してみた。

どんな話しがいいだろう？

私はそう言いながら、暫く考えていると、

やっぱり主役はかわいさ、賢さを備えたぼくでちゅね。

ビスが胸を張ってそう言った。それを聞いた田中が、

いやたまには、冴えないサラリーマンばっかりやってきた私に花を持たせてくださいよ。

珍しく主張する。

3人で暫くあーだこーだと話してるうちに田中が

やはりここは僕らの生みの親、深川さんにお話しを書いてもらった方が‥

そう切り出すと、

それは名案でちゅ！登場人物はボクと田中さん。

と、ビスが続き、そして私が

お題は「お誕生日」なんてどうかな？
このお題が深川さんへのプレゼントだね。

笑いながらそう言うと、2人は

あはは。確かに！

と言って笑った。

（了）