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花をかざること。

「生きたお花を飾りなさい」と言われて。

「日常の中に、必ず無駄遣いがある。無駄遣いを見直して、そのお金でお花を買いなさい。必ず、無駄があるわよ。」

何の話をしていた時か、施設に通ってくる仲良しのばあちゃんにそう言われて。


ふらっと立ち寄ったコンビニで、コーヒーとお菓子と、、、おっと。コーヒーだけにしておこう。

5分早起きして、朝ごはんの準備と同時に塩むすびを、お昼用に。

本を持ってカフェへ行こうか、、、たまには公園で読もうか。


そんなこんなで、わたしの部屋にはお花が飾られるようになりました。

そーーんなに余裕があるわけではない生活の中で、お花を買うということ。


お花を選ぶとき。

瓶に水をそそぐとき。

どこに飾ろうかなと考えるとき。

朝起きて花の水を変えるとき。

少し弱っているのに気づくとき。


繰り返しの毎日の中で、必ず変化していくものがあって。

というより、変わらないものなんてないんだろうけど。

あーあ、同じ日なんてないことは、よく知ってるのに。

なんでまた、「また今日も、、、」と思ってしまうんだろうねえ。


数日前に買ってきた、今年最後のヒマワリ。

緑の葉が少し、弱ってきた。

あのおばあちゃんが「生きた花を飾りなさい」って

私に言った理由は何だったんだろうなあ。

さて、明日をどう生きようか。

おやすみ。




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