ぼく モグラ キツネ 馬
ぼくは、モグラとキツネと馬と、旅に出た。
そこで見つけた本当の“家"とは。
8歳の子どもから、80歳の大人まで。
圧巻のイラストで読む人生寓話。
少年とモグラ、キツネ、馬の冒険と心の交流を
美しいイラストとともに描いたアート絵本
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いちばんの時間のむだってなんだとおもう?
“じぶんをだれかとくらべることだね”
”かんがえてみて。おそれるこころがなければ、どこまでやれるか”
”なにかがおきたときにどうふるまうか。
それこそが、オイラたちにあたえられているさいのうのじゆうってもんさ”
”いまここにじぶんがいることをたしかめるほうほうがある”
”しずかなばしょで目をとじて、ゆっくりと息をするんだ”
”とてもきれいなものをみのがすな”
”じぶんにやさしくすることが、いちばんのやさしさなんだ”
”やさしくされるのをまつんじゃなくて、じぶんにやさしくなればいいのさ”
”涙がでるのはきみが弱いからではない。強いからだ”
”いままでにあなたがいったなかでいちばんゆうかんなことばは?”
”たすけて”
”いちばん強かったのはいつ?”
”弱さをみせることができたとき”
”たすけを求めることは、あきらめるのとはちがう”
”あきらめないために、そうするんだ”
この世界をおもしろがろう。
”きみはぼくのことをぼくよりもしんじてるみたいだ”
”いつかきっと、きみもそうなれる”
”コップに水がはんぶんしかはいっていないとおもう?
それともはんぶんも入っているとおもう?”
”コップがあるってことが、うれしい”
”あしたのことはわからない。
みんなが愛し愛されていることをわかっていればいい”
”じぶんの価値は、じぶんできめる”
”そしておぼえておくこと。
きみの存在は代わるものがなく、とても愛されていて、
この世界にはきみにしかできないことがある”
ーー感想ーーーーーーーーーーー
最近書店によく一冊だけ絵本が混ざって並んでいるのをみていて、
気になっていたけど読んでみてわかった。
ぼく モグラ きつね 馬
それぞれの性格があって、互いに尊重し合っている。
優しさに、愛にあふれている本でした。
馬さんのセリフが私にはとても印象に残っていて、
”涙がでるのはきみが弱いからではない。強いからだ”
”いちばん強かったのはいつ?” ”弱さをみせることができたとき”
逆説的な言葉だけど、本質だと思う。
どうしても大人になって弱さを見せちゃいけないと思いがちだけど、
素直に感情を表すことは素敵だと思う。人間だもん。
自分の価値は自分で決める。
きみの存在は代わるものがなく、とても愛されていて、
この世界にはきみにしかできないことがある。
みんなが愛し愛されていることをわかっていればいい。
モグラくんのケーキ好きがすきでした。ふふ。
かわいい。
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