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大学入試、大学入試改革について感じること

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最近の大学改革につなげるために検討実施されている大学入試改革について感じることを記事にしたものです。
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2021年1月の記事一覧

何のために「大学」に行くのか?大学を出たらどんないいことがあるのか?

どれだけ入学制度を変えようが、卒業した後の世の中に変化がない限り、今の大学は変わりようがない。 今でも日本は新卒、年功序列という制度の上に、就職が成り立っている。思い直して大学を目指したり、社会人で勉強する人に対しては、とても優しいとは言いにくい社会だ。米国も同様に学歴社会であり、最初につまづくとなかなかスタート地点に戻ることができない。しかしまだ米国は転職に対して理解のある社会だから、一度入った会社を向上心を持って転職することで自分の置かれる環境は向上する可能性がある。

まもなく共通テスト。「現代社会と政治経済」の過去問を試しに解いてみた件

大学入学ふるい分けテストである今年から共通テストに衣替えする昨年度のセンター試験の 現代社会を解いてみました。56点でした。平均点である57.3点を超えることができませんでした。 政治経済も解いてみました。こちらは、53点でした。平均点は53.75でしたからこちらも平均点を超えることは出来ませんでした。 知ってるようでうろ覚えなことと、まったく知識として欠落していることがあり、もう少し勉強が必要だと痛感しました。 どちらの問題も、直近の社会情勢を反映させた内容と、過去

共通テストの結果

受験生の皆さん、体調を崩さずに、実力を如何なく発揮してください。 昨年のセンター試験の平均点と大きく変わらない結果になりそうだ。 しかし、公民と、理科②で調整がある。 宇都宮大学が二次試験を中止したようだ。横浜国立大学はかなり以前から中止を決めていたが、ここにきて、中止を決めざるを得ない大学も大変だが、それ以上に受験生は大変だ。共通テストの結果に満足できず、二次試験で逆転を望む受験生にとっては、かなりショックな出来事だろう。信州大学も状況によっては中止するという話。昨年

共通テスト(2021)とセンター試験(2020)の比較

共通テストの平均点が参考値として掲載されていた。公民と理科②の調整後の結果のようだ。 総じて前年プラスのようだ。それだけ受験生が頑張ったということなのか、結果として昨年までの傾向とさして変わりはなかったということか。 結果的にそれほど大きく得点が変化していないので、出願にあたっての合格予想やボーダーが、大きく外れることもなさそうだ。出願は、悩ましい決断だが、得点率7割で受かる大学、8割や9割近くが必要な大学、足切りの目安のための共通テストの得点が、昨年のセンター試験の結果