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大学入試、大学入試改革について感じること

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最近の大学改革につなげるために検討実施されている大学入試改革について感じることを記事にしたものです。
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記事一覧

教育改革と称する改悪

1979年に始まった共通一次を最初に受けた世代、1985年に昭和の米騒動といわれた数学や現代社会、理科1といった、たった数年で消えた科目を共通一次で受けた世代。1987年は事前出願式(共通一次試験の出願と同時に受験する大学を決める)で足切りで受験の機会を奪われたり、志望変更が不可能となった唯一の世代(翌年には解消されたらしい)。1997年から2015年にかけて、学力低下と言われた世代。これらすべて教育改革と称した改悪の結果、苦しんだ世代だ。 改革と称して、受験生にそれまでと

大学入試 その6

本日も大学入試の話題。 2025年度からは、共通テストに、「情報」が加わる。(加わるらしいの方が正しいか?)必須となるか選択になるかは今後の動向次第といったところか?下の方に試作問題が掲載されていた。 この情報が、5教科に続く6教科目と設定されるのか、従来教科の1科目として追加されるのかで、その位置づけは大きく変わる。筆者は情報エンジニアなので、できれば教科としては独立し、みながそのような分野に興味を持ってくれればいいなぁと思う。試験科目と言うだけで、受験産業に引きずりこ

大学入試 その5

ちょうど一年くらい前に、とある議員が、つぶやいたらしい。未来を生きる生徒たちの未来の提案。 決してこの提案した子たちを問題にしたいわけではない。このような提案のできるこの子たちの、才能は素晴らしいと思う。 筆者は、日本でこれから必要だと言われている、考える力というのを評価するには学力試験ではなく、小論文や面接といった手段で、それを真に考える力を持つ人が評価するのなら、その方がいいと考えている。 ただ、それを真に評価できる人間が、各大学にどれくらい存在するか、そちらは甚だ

大学入試 その4

引き続き、教育再生実行会議の議事録を閲覧中だが、その中で、あぁと思うようなことが書いてあった。 日本の賢い人は、何故か医学部を目指す。筆者が学生だった時もある一定数は、勉強ができるからと言う理由で医学部を受験していた。そのあとは、白い巨塔を目指すのかどうなのか?本当のところ、その人たちが、医者になって何をしようとしているのか?その人たちは頭がいいので、理由は後付けで何とでも発言されるような気はするが、本当に心から医者になりたくてそれらを目指しているとは到底思えない部分がある

大学入試 その3

結果的に18歳の若者を苦しめるだけの、制度改革がそもそも何のためなのかを知りたくて、背景を確認しています。やはり、政治だったか... 1949年から1978年まで、国立大学は、一期校と二期校に分かれ、一期校は3月上旬、二期校は3月下旬に試験を行い、大学進学への門戸を広げるための施策だったようです。ただ、一期校が本命で、二期校が滑り止めのような大学の序列化が見られると批判を受けたようです。 その批判を受けて、今度は、共通一次試験が導入され、原則、国公立は1校しか受けられなく

大学入試 その2

国公立大学の前期日程試験が終わりました。受験生の皆さん、どうでしたか?後期日程を目指して休みなく努力を続けられている方も多くおられるとは思いますが、一日くらい息抜きをしてもよいのではないでしょうか?保護者の皆さんも、お疲れさまです。合格発表まで落ち着かない日々を過ごされると思いますが、ご子息の力を信じて、待ちましょう。 さて、大学入試という題目で記事を何回か書いていますが、今日も感じた疑問を述べたいと思います。 考える力を試すには、小論文と面接でなければ測れないが、それを

大学入試

今日から、国公立大学前期日程試験が始まりました。みんな頑張っただろうから、みんな合格すればいいのにと思いますが、振り分けのための試験ですから全員が合格を勝ち取ることは出来ないのです。でもすべての受験生に春が訪れることを心から願っています。 最近の大学入試では、考える力を試したい、と改革を行おうとしています。 考える力とは何でしょう? 考える力とは既存の知識を組み合わせて、それまで気づかなかったものを生み出す力でしょうか?ということはそれを試験で測るのは実際可能なのでしょ

何のために「大学」に行くのか?大学を出たらどんないいことがあるのか?

どれだけ入学制度を変えようが、卒業した後の世の中に変化がない限り、今の大学は変わりようがない。 今でも日本は新卒、年功序列という制度の上に、就職が成り立っている。思い直して大学を目指したり、社会人で勉強する人に対しては、とても優しいとは言いにくい社会だ。米国も同様に学歴社会であり、最初につまづくとなかなかスタート地点に戻ることができない。しかしまだ米国は転職に対して理解のある社会だから、一度入った会社を向上心を持って転職することで自分の置かれる環境は向上する可能性がある。

大学改革の目的は一体何なのか?

共通テストが終わり、国公立の出願も終わった受験生たちから、外乱をとにかく取り除き、今の目の前のことに集中してもらって、春が訪れのを楽しみにしてもらいたいと思いながら... 大学の9月入学は、4月の時点では、かなり現実味を帯びた話になっていました。世論は肯定的な意見が多かったように記憶しています。途中から与党の意見となった途端に否定的な話に変わっていったような記憶もありますが... あらためて考えてみると、長い時間をかけて解決すべき話を、早急に結論を出すことがなく、噂話のレ

まもなく共通テスト。「現代社会と政治経済」の過去問を試しに解いてみた件

大学入学ふるい分けテストである今年から共通テストに衣替えする昨年度のセンター試験の 現代社会を解いてみました。56点でした。平均点である57.3点を超えることができませんでした。 政治経済も解いてみました。こちらは、53点でした。平均点は53.75でしたからこちらも平均点を超えることは出来ませんでした。 知ってるようでうろ覚えなことと、まったく知識として欠落していることがあり、もう少し勉強が必要だと痛感しました。 どちらの問題も、直近の社会情勢を反映させた内容と、過去

共通テストの結果

受験生の皆さん、体調を崩さずに、実力を如何なく発揮してください。 昨年のセンター試験の平均点と大きく変わらない結果になりそうだ。 しかし、公民と、理科②で調整がある。 宇都宮大学が二次試験を中止したようだ。横浜国立大学はかなり以前から中止を決めていたが、ここにきて、中止を決めざるを得ない大学も大変だが、それ以上に受験生は大変だ。共通テストの結果に満足できず、二次試験で逆転を望む受験生にとっては、かなりショックな出来事だろう。信州大学も状況によっては中止するという話。昨年

共通テスト(2021)とセンター試験(2020)の比較

共通テストの平均点が参考値として掲載されていた。公民と理科②の調整後の結果のようだ。 総じて前年プラスのようだ。それだけ受験生が頑張ったということなのか、結果として昨年までの傾向とさして変わりはなかったということか。 結果的にそれほど大きく得点が変化していないので、出願にあたっての合格予想やボーダーが、大きく外れることもなさそうだ。出願は、悩ましい決断だが、得点率7割で受かる大学、8割や9割近くが必要な大学、足切りの目安のための共通テストの得点が、昨年のセンター試験の結果